JR東日本の新型電気式気動車、GV-E400の製造が先日発表されました。
イメージパースから見ると窓周りの四国1500系っぽさから新潟トランシスぽく見えたのですが、どうやら川崎重工で製造中の模様です。

確かに川重は現況、国内では電気式ディーゼルで唯一現役のDF200形機関車に代表される、国内でも数少ない電気式ディーゼル車両の製造メーカーですね。国内のみならずマレー鉄道向けの機関車も製造していますし、昨年秋に日経が報じたように海外市場をターゲットとした電気式ディーゼル車を開発するなど、JR東日本が求める条件を良くクリアしていたのではないでしょうか。

ついでに言えば、JR北海道が同系列の耐寒強化タイプを導入する計画ですが、最近のJR北海道は261系気動車、733系電車共に川重製であることを考慮するとメーカー統一、部品の共通化という点で北海道側でも整備性の向上という点でメリットが出るかもしれません。
公式では年明け頃にロールアウトしてくるとの発表ですので、その時点でまた考察したいと思います。