月: <span>2015年11月</span>

「えきねっとトクだ値」で成田エクスプレスがホームライナー化?

12月1日から2016年2月29日までの期間限定でえきねっとトクだ値(料金券のみ)が成田エクスプレスに設定されます。割引率は35%で、東京大船間46.5kmの通常指定席特急料金の1,270円が820円となります。

設定列車が定期券併用で乗車可能な40号以降の各列車ということで、横須賀線や東海道線のグリーン料金、770円を払うなら820円(通常期)の特急に乗ってよ♪的な施策でしょうか。最近東海道線系統を利用する機会が無かったので上野東京ライン開業以降の夕方の東京駅発の混雑状況はよく分からないのですが、50円プラスして確実に座れるのならそれもありかも。と思えます。1月の後半と2月は月曜日から木曜日が閑散期ですから、この料金は690円。なんと普通車グリーン料金より安いのです。まあ、湘南ライナーの同区間料金510円に比べれば高いのですが。
それなら、ライナーの走らない休日ではどうか?というと、料金は成田エクスプレスは通常期ですから820円、グリーン車はホリデー料金で570円と下がってしまい、差額250円と、缶ビール1本程度も料金差が出ます。
ちなみに、東京大船間の所要時間、46分から49分は横須賀線普通電車の同区間の所要時間と同じ。普通グリーンよりもちょっと贅沢して帰りたい時や、座席探す手間を掛けずに、どうしても座って帰りたい時にはいいかもしれません。

スカイライナーと違って首都圏各方面への直通が強みの成田エクスプレス、乗車率が上がって再度増便になってくれる事を個人的には願っているのですが、さぁこの施策、好評となるか、人知れず消えていくのか。好評ならば中央線方面にも設定してくれたりとか…
現在の設定終了日である来年の2月末にまた注目したいです。


男鹿線に蓄電池電車、導入決定!

JR東日本男鹿線(秋田県)に、蓄電池電車の導入が決まりました。2016年秋にJR九州が筑豊本線の若松-折尾間、いわゆる若松線に導入する蓄電池電車の50hz版で、プレスリリース上にあるデザインイメージは外観、車内ともにJR九州の817系そのもの。2000番台の前面にライト関係を車体上部に持ってきて、側面は基本番台に半自動ドアを取り付け、内装は2000番台の廉価版といった印象です。
気になる点といえば、EV-E801系は床面高さが1,135mmですが(ベースの817系は1,115mm)、恐らく男鹿線のホーム高さは920mmだと思うのですが、まさか760mmだったり?
2017年にお試しで1編成導入し、終点男鹿には充電設備も建設されるそうですが、ホームと車両との段差が気になるところです。1編成のためだけに嵩上げするとは思えませんが、後の新車導入に先んじて嵩上げしてしまうのでしょうか。
そういえば、5月に電気式気動車導入のニュースを見たとき男鹿線が無いな。と感じていたのですが、こういうことだったのかと納得。

この蓄電池気動車、オリジナルのJR九州での導入予定が1編成2両を先行投入し、その後6編成12両を投入予定。以前には香椎線にも入れたいみたいなことを言っていましたから、もっと増えるかもしれません。
でも、さすがにこれだけでは開発費が勿体無いので他所に売り込んだところにJR東日本が目をつけたのか、もともと鉄道総研との共同開発なので、ここに割って入ってきたのか…
どちらにせよ、50hzと60hzの違い、寒冷地仕様への変更を施せば、自分で一から開発するより低コストですし、共通利用できる資材は共同で調達した方がコストが下がりますから、お互いwin-winなのでしょう。
先日のJR東日本とJR北海道の電気式気動車共同調達の件といい、まさか国鉄解体から30年近く経過して各社で共通仕様もしくは類似仕様の車両が出て来ようとは思ってもいませんでした。
そういえば、烏山に投入された長期実用化試験中のEV-E301系、試験期間は2、3年程度だと思うのですが、EV-E801系が登場する頃にはこっちも結果が出ているのでしょうか。
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出来れば台湾の平渓線に入れて台北から直通電車走らせて…なんて思ったらあっちは交流でも25,000Vですので、そのままでは投入不可ですね。


唐辛子栽培 season 2015 -report. 24

前回より3週間ほど開きましたが、その間は大した収穫もなく…
唐辛子は11月頭に収穫した分の乾燥が終わって、いよいよ昨年の分も無くなってきたので料理に使うのも時間の問題でしょう。
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今月に入ってから咲いた花は気温が低下したせいか、殆ど結実しませんでした。
所々で花のまま枯れて黒ずんでいます。

最近メインになりつつあるピーマンのプランターは、ちょこちょことした実が付いていました。大きく育つのか、小さなまま熟していくのか、それともいつの間にか落ちてしまうのか…

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一番花ではないのである程度は大きくなると思いますが、どうでしょう。



2015年11月14日、宮崎で交通系ICカード相互利用スタート

タイトルどおりです(笑)
JR九州の交通系ICカードであるSUGOCAとバス連合ともいえるnimocaがどちらも11月14日に宮崎県内でのサービスを開始。SUGOCAは宮崎駅を中心とした県内12駅に、nimocaは県内唯一のバス会社である宮崎交通への導入で一気にエリアを広げました。
ということは記念カードも当然発売されるわけで、今回もコレを狙いに宮崎へと旅に出ました。
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772も随分と乗り慣れました…

当初の予定では、まず福岡空港から北九州へ向かい、6月に発売されたモノスゴカを手にいれ、その後南下して宮崎入りをする予定だったのですが、福岡空港についた時間が小倉方面へのバスの空白時間帯。30分に1本は欲しいですね…
仕方が無いので一旦博多へ出て特急で向かうことに。高速バスが1230円、1時間20分に対して博多経由だと1700円、1時間丁度。そういえば、航空券予約時に北九州空港って2000円増し位だったような。いやいや、あちらだって小倉までバスで50分、620円だし、どちらが正解とは言えないわ。きっと。
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博多から小倉までは白いソニック885系。
2号車の座席はコンセント付きなのですが、
差込口周囲のデザインのせいで手持ちの充電器は利用できず…
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小倉駅のコンコース上に乗り入れてくるモノレール。
改札同士が徒歩20秒くらいなのでとても便利。
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手に入れたモノスゴカを使い、キオスクで駅弁を購入。

モノスゴカは券売機であっさり購入。次のソニックで大分へ行き、20分少しの待ち時間でにちりんへ乗継ぎ。制度上はラッチ内乗継ぎですが、構内の売店が貧相なので待ち時間に外のコープでビールとからあげを購入。
次のソニックと接続してにちりんは出発します。小倉から大分の1時間半、そして大分から宮崎の3時間を車内販売無しで乗り切るのは正直きついですし、小倉で大量に購入してもビールがぬるくなるだけですから、大分での待ち時間を利用して冷えたビールを調達しようと考えていたのでした。
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小倉から大分までは青いソニック883系。
885以降にはないゴツゴツした感じが良いですね。
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大分から先は今もJR九州の象徴、787系。
4両タイプなので883ぽい所もあって面白いのですが、
コンパートが無いのが残念ですね。
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大分駅で購入したから揚げはゆっくりと堪能しました。
ただ、大雨による抑止で3時間乗車の予定が
4時間となって最後は時間を持て余してしまいました。

今回はソニック、にちりんのどちらも自由席を購入しましたが、利用したJR九州のネット予約限定切符、「九州ネットきっぷ」の予約操作ではピッタリ接続の組み合わせでしか予約が出来ず、今回のようなケースでは必然的に自由席利用となります。せめて大分駅のホームに売店があれば良いのですが…
多分この組み合わせはもう利用しません。料金はネットきっぷで5660円ですが、時間は小倉から4時間40分掛かりますから、それならば博多から新八代経由で新幹線とバスの乗継ぎで行く、B&Sみやざきの方が3時間と早い。しかもネットきっぷなら7000円。1400円払って1時間半早いなら…いや、博多からで比較すると2時間20分早いなら十分に価値があります。

いやむしろ、7000円払うなら最初から宮崎便乗りますw(爆死)



Mi4iの使い勝手、電波の掴み方。

小米Mi4iを購入したのが7月下旬。以来3ヶ月近くソフトバンクとドコモのSIMを入れ、アレとコレをソレしながらSIMを入れ替えて使ってきたのですが、NFC機能が無いことを除けば日本での普段使いにも対応できる機種だと実感しました。

デュアルSIMとは言え、GSM網の無い日本においてはデュアルスタンバイは無いのと同じ。結局のところ、どちらか片方のSIMを入れて使う、というシーンが大半でした。実際の利用シーンでは、メイン機というよりは、ドコモXperiaZ1やソフトバンクiPhone5の電池の持ちが悪く、双方の予備機といった位置づけでした。Xperiaが昼前に50%を切ってしまい、食堂でSIMを入れ替えていたところ、「だったらモバイルブースター使えばいいじゃん。」という突っ込みがありました。「えっ?モバイルブースターをカバンに入れておくなら、スマホもう一台入れておく方が便利じゃないですか?」と半ば真面目に返しました。上司のキョトンとした顔が今でも思い出せます。