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Alipay HK、日本で使う。

前回の更新からえらい長く時間がたってしまいました。
昨今の状況から、海外はおろか国内ですら旅ができない日々が続いており、会社と自宅の往復の日々です。普段より家にいる時間が長くなった今日この頃、ようやくPCを暇事に使う時間が取れるようになりました。

そんな中、ゴールデンウィーク直前の4月27日、PayPay加盟店にてAlipay HKとKakao Payの利用が可能になるとアナウンスがありました。すでにAlipayはPayPay加盟店にて利用できるようになっていますが、中国大陸以外の身分証で登録されたアカウントでは中国国外以外での決済が出来ず、エラーとなってしまいます。
当然日本のパスポートで本人認証を受けている私のAlipayアカウントも同様ですが、同じ書類にて認証を受けたAlipay HKのアカウントでは中国大陸でも日本でも利用できるようになりました。 
Alipay HK、connectサービスを開始して以降も私のアカウントでは大陸側では使うことが出来なかったのですが、いつの間にか利用できるようになっていました。なんででしょうね?

というわけで早速利用してきたのですが、対面で決済してエラーになったら恥ずかしい性分ですので、昼食がてら非対面で決済できる松屋の自販機を実験台にしてきました。

 

結果は無事、ご覧の通り決済できました。450円の金額に対し、海外サービス手数料(Kyashの場合は3%)なども入って466円と16円増額。
少額の決済で良かったwww

私の場合、Alipay HKのアカウントに紐づけてあるクレジットカードがKyashのため、決済完了と同時にアプリに通知が来るため、無駄に(!)複数の通貨を介してもいくら引き去られたのかが分かりやすくていいです。


ファミマでの決済金額9.8元がまず、香港ドルに換算され10.84ドル、これが日本円に換算されて155円の決済となりました。
ちなみにこの2019年12月4日の中国元のレート、15.41で計算すると151円となります。
同日、ANA銀聯カードで決済した際のレートは15.952で計算されており、この場合は156円。
ANAJCBカードでは15.777でしたので、155円。

この時の訪中に先立ち、Alipayの外国人向け決済サービスであるTourPassにANAJCBカード経由で入金を行ったときのレートは15.911で計算されていました。
TourPass経由でもAlipay HK経由でも、少額決済であれば殆どレート上の差は見られないことになります。

もっとも、TourPassの場合、たくさんチャージして使いきれない場合を想定して少額チャージを繰り返したのですが、決済時に金額が不足しないかを確認する必要があったり、使いきれなかったチャージ分を日本円に戻す際に時間がかかるという点もちょっと面倒。そもそもAlipayアプリを立ち上げ、そこからTourPassの身にアプリを起こす必要があって…
一方、Alipay HKならスムーズに決済画面が出るだけでなく、決済に応じて貯まるスタンプで割引を受けることもできます。個人商店の状況はわかりませんが、コンビニやカフェなどのチェーン店では問題なく決済できますので、仕事で行く人や通常の観光地を訪れるような人なら問題ないかと思います。

さらにTourPassは今年に入り、予告通りチャージ手数料を5%取るようになったため、TourPassに入金して決済するよりはAlipay HK経由で決済するほうがお得という算段。
昨今の状況から、しばらく使う機会はなさそうですケド…


気になる新カード、ANA-VISA-nimoca。

12月13日、新規発行を開始したANA VISA nimocaカード
現在すでにANA  VISAカード(以下VISA)、クレジットnimoca(三井住友カード)を保有している自分としては2枚を1枚にまとめられるカードとして非常に魅力的に思えます。
2枚を1枚にまとめる、というよりは新規に1枚発行して3枚持ち、もしくはVISAとの併用という方がマイラー的には美味しいでしょうね。



ANA JCB プリペイドカード、申し込んでみました

4月から始まったANA JCBプリペイドカード、スタートキャンペーンで新規入会で3000円以上チャージすると一律1000円キャッシュバックというVISAの時と同じ太っ腹施策を展開しているので、折角なので申し込んでみました。
VISAプリペイドはOMNIカードからなら手数料無料でしたが、JCBプリペイドはJCBブランドからならばどの会社からでも手数料無料。
手当たり次第手許のjcbカードでチャージしてみようと思い、まずは楽天カードからチャージ。


\ _  /
_  (m)  _
|ミ|      ピコーン
/  `´  \
∧__∧
(・∀・∩
(つ   ノ
⊂_ノ
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ポイント換算だと、楽天1%(100円につき1ポイント)+ANAマイル0.5%(1000円につき5マイル)。
楽天1P=1円、ANAマイルのスカイコイン換算で1マイル=1.6円、SHA便特典換算で約2円~(2017年秋運賃)で考えると、JCBブリペイド1000円辺りの還元率は18~20円。
JCBプリペイドは半年で12万チャージすると180マイル付与、さらに楽天ポイントなら、Edyに換えて使えばさらにマイルが…

単純にANA-JCBを利用した場合は1000円あたり通常1ポイント+ボーナス0.2ポイントで、マイルに換算すると計10.6マイル。上記の方式で還元率を考えると16.9~21.2円。

おや?使い方によってはJCBプリペイドの方が良いのか?
計算、間違ってないよね…?


Visa payWaveを日本国内で試す。

おサイフケータイ対応のスマートフォンにダウンロードして利用できる三井住友カード Visa payWave。以前に香港や台湾で試してみたものの、これらの箇所は通常のプラカード決済が出来る箇所ばかりだったため、最近はプラカードでの利用が多かったのですが、日本国内でも利用できる箇所が増えてきているようなので実際に試してきました。

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東京西郊にあるごく普通のドライブスルー付きマクドナルド。
一見、普通にみえるマクドナルドですが、入口にはクレオタを誘惑する魅惑のステッカーが貼ってあるのです…



支付宝と微信支付

ニコニコ現金払い、大量の100元札の束を持ち歩いたのも今は昔、現在の中国では銀聯決済の普及時に比べると、ものすごい勢いで普及している感じのあるモバイル決済。
主流はアリペイこと「支付宝」とWechatペイこと「微信支付」の2種類があります。
特に微信付は先発の支付宝が市場を開拓したからでしょうか、後発ながら取り扱い可能な店はほぼ同等かと思えるくらい。

どちらも使ってみたかったのですが、支付宝ではチャージに必要な、中国の銀行口座が必要ですが、自分が工商銀行に登録しているモバイルバンキングの電話番号が現在有効な番号と違っていて利用不可、微信支付に至っては私の持っているアカウントが最初、香港の携帯番号で登録したものであったためモバイルバンキング以前に香港の銀行しか登録できず撃沈。

今回、上海滞在時に銀行の窓口でモバイルバンキングの番号を変更し、ついに支付宝に登録可能となり、微信支付も新規に中国の携帯番号で新規アカウントを登録することで工商銀行のキャッシュカードを登録できるようになりました。ちなみに工商銀行、受付でモバイルバンキングの電話番号を変更したいと言った所、最初はセルフ端末に案内されました。手続きを進めていくと身分証をかざすよう案内されるのですが、当然パスポートは不可。外国人は最初に自分は外国人である旨を伝えましょう。

銀行を出るとほぼ同時に支付宝に200元チャージ。目の前の食品デパートで頼まれていたヌガーを購入するのに使ってみました。便利です。本当に。おさいふケータイに比べると決済時に画面を表示させないといけないという一手間が掛かりますが、硬貨の利用頻度が高い上海ではすぐにポケットが重たくなってしまうので、その心配が少なくなるというメリットも大きいです。

銀行での手続きが帰国前日だったため、実際に利用したのは支付宝のみ。いずれ微信支付も使ってみたいですね。
どちらも小さなドリンクスタンドや食堂でも利用できるところがあり、地下鉄の構内にある飲み物の自動販売機でも利用できますから、銀聯が使える場所ではANA銀聯カードで、銀聯は使えないけれど支付宝の使える場所では支付宝や微信支付で。と使い分ければ中国でもキャッシュレス生活に近づけるかな、と思えました。