昨年末、ちょっぴりニュースになっていた全日空によるシドニー線開設のニュースですが、半年以上経ってようやく正式に開設のリリースが出ました。今冬からの運航ですが、同時にニュースとなったクアラルンプール、そして後発リリースのブリュッセルよりも遅れたので、てっきり話自体が流れてしまったのかとも思っていました。
2015年12月11日より787-9での運航で所要時間は9時間25分~35分。運航ダイヤはNH879便、羽田22時10分発、シドニー翌朝9時35分着、NH880便シドニー21時30分発、羽田翌朝5時05分着。なんと金曜の夜に羽田を出て、土曜の朝シドニー着。日曜の夜にシドニーを出発して翌朝月曜にそのまま出勤スタイルの週末弾丸旅行や、最悪0泊2日、日曜の朝に羽田帰着なんていうキチガイ旅行も可能。LCCと違って幾ら掛かるかは分かりませんが。
最近、LCCの新規開設ネタばかりニュースになっている所為か、半日も現地の空港に寝かせて置くなんて!と思ってしまいますが、欧州便も似たようなものですし、整備などもありますから当然でしょうか。

ちなみにオーストラリア、日本人観光客を現在の年間30万人から、2020年までに70万人へと倍増させる目標を立てています。年間70万人ということは1日当たり2,000人弱。現在就航している日豪間の航空便全てが日本人観光客なら達成できる数字ですが、実際にはオーストラリアの方もいますし、観光ではなくビジネスなどで利用する人もいます。つまり、まだまだ豪州便が開設される余地はあるわけで、メルボルンやブリスベン、いっそダーウィンやアデレード辺りに開設してくれないかと趣味の範囲内で期待したりもします。まあ、後者二つはないでしょうけど。

どんどんと行ってみたい街が出てくるなか、最近はリゾート地もいいなぁと、ハワイやグアムの方へ興味が出てきたりしています。そういえば成田ーホノルル便のダブルデイリーも今日からでした。お金ない、時間ないの今日この頃、一体いつになったらシドニーの地が踏めるのか分かりませんが、旅先の選択肢が増えるのは良い事ですね。