帰ってきて1ヶ月も経っていながらいまさらレポートするのも如何かと思いましたが、中途半端も嫌なので今更感満載でレポ再開です。
前日、なんだかよく分からないうちに1日目が終了、夕飯も屋台のナシゴレンとコンビニのおつまみにビールという質素なものでした。初日から屋台飯か、なんて思っていましたが、ジャカルタの屋台衛生事情ってどうなんでしょうね。ベトナムの観光屋台と同程度か少し悪いくらいに思えますが、とくに腹部に異常が見られなかったので問題ないのでしょう。(あくまで個人の感想です。)
そして2日目スタート。日曜日のせいかホテル前の大通り、タムリン通りがホコテン状態。中央をはしるトランスジャカルタのみが走行を許されている感じ。昨晩と違って数分おきにやって来るのは渋滞が無くて定時運行が出来ているのか、それとも増便しているのか。ともかく待たずに乗れるのはいいことです。
前日にe-moneyは手に入れておりバスの乗車には問題なかったのですが、改札の手前でお兄さんがFlazzを手売りしていたので思わず購入。FlazzはBCA銀行(Bank Central Asia)の発行するICカードですが、chipとRFIDの2通りの決済が可能なようです。ただ、コンビニでもRFIDで決済していたので、chipの部分の使い方がよく分かりません。次回の課題になりそうです。
さて。9時40分、バスは渋滞も無く北上し、30分くらいで終点ジャカルタコタ駅に到着。駅の北側に広がるジャカルタの旧市街、コタ地区へと向かいます。オランダ領東インドの中心都市、バタビアの中枢だったエリアです。豆ネタですが、「ジャカルタ」という都市名は1942年、日本軍がオランダ領だったインドネシアを占領した際にオランダ領以前の名称、「ジャヤカルタ」に倣ってつけたそうです。
勝手にマカオや上海の租界エリア的な雰囲気を想像していたのですが、思ったよりも整備されているエリアが狭く、また建物の状態も決してよいとは言えず、残念感が漂いました。どちらかと言うと、コタ地区の建築物よりも周辺の生活エリアの雰囲気のほうが気に入りました。
さっさとコタ地区の散策を切り上げ、エリアの中心ファタヒラ広場にあるカフェ・バタビアで休憩。
12時、再びバスに乗って南下。適当なところで降りて昼食、と思ったけれど、どうにもいい場所がなく、オフィスビルのG/Fにあったバーガーキングで済ませる。ポンプでポテトに掛けた液体がケチャップだと思ったらチリソースだった。
そしてこのあと、バスの勘違いと乗り間違い、予測外れというトリプルの悲劇によって1時間もバスに乗せられる羽目になり、ジャカルタから西、スカルノハッタ空港近くまで連れて行かれる悲劇が起きるのでした。
勘違い…当該のバス停に掲示されていた路線は2つ。1つはコタ駅どまりの1号線、もう一つがこのあとの目的地に行くはずの路線。1号線は連接バス、もう片方は通常のバスだから、これに乗ればいい、と。
乗り間違い…コタ駅を過ぎ、バスは東へ進路を代えるはずが西へ向かいだした。あれ?
予測外れ…まあ、適当な停留所で降りて逆方面へ乗れば良いや。と思ったら。
一方通行エリアに突入。やばい。降りたら逆方向のバス停わからん。もう一回改札通るのも勿体無いから、出来れば同じホームで乗り継ぎたいなあ。と思ったら。
中央ジャカルタ市から北ジャカルタ市に入り、車掌が追加料金を要求。2,500ルピア。うわ、最初の停留所で降りればよかったわ。まあ、次で降りて逆方面へ向かおう。と思ったら。
ついにバスは一般道走行、通常の車線を走り出したのでした。途中、下車客が運転席脇から降りていくものの、そのシステムは不明。対向車線に一向にジャカルタ方面へのバスは現れず、降りたところで帰れるのか、という不安。いいや、終点まで行って折り返そう。と思ったら。
バスはその後30分近くも走り続け、スカルノハッタ空港まで数キロという、プンジャリンガンという街までつれて行かれたのでした。最初は何処か分からず、低空飛行する飛行機から恐らく空港に近いのだろう、という事と、途中にあった中華系の学校、さらにホテルに戻ってからgoogleマップで調べた結果分かった事でした。当然、同じバスに乗って、今度は6,000ルピア(北ジャカルタ2,500+中央ジャカルタ3,500)を現金払い。無賃送還的な扱いはしてくれなかったわ…
15時40分。2時間半掛かってようやくの目的地、ITC Mangga Duaに到着。ここでindosatのプリペイドSIMを購入。45,000ルピアで1ヶ月3GBの通信が可能らしいです。店員のおっさんがお店の携帯で開通させた後、SIMカッターでmicroサイズにカットして渡してくれました。APNはSIMを装着すると自動で設定され、そのまま3G接続を確認。店をあとにしたのでした。通信環境を確保出来れば水を得た魚。自由に街を動き回れ…
ただいま17時。何が出来るのよw
下町散策の後、再びのマンガライウォッチ。ホテルに戻って小休止して夕飯を食べるためにブロックMへ。日曜の夜のせいか、街には若者が溢れ、裏路地の日本人向けスーパーに感動し、なぜかA&Wで夕飯を済ませ、再びバスでモナスへ。ガンビール駅の空港行きバス停の位置、発車時間を確認し、そのまま徒歩で4kmほど歩きホテルへと帰還。一応、翌日のためにフロントで空港へのアクセスを聞いたところ、タクシーがベストと即答。そうですか…
そして今夜再びコンビニでビールとおつまみ。そうそう、諸事情によりJCBカードが止められていました。知らずに使ってカード会社に問い合わせて、ってエラーが出てるとと店員さんに指摘されて気づきました。カード会社からも電話があったようですが、ローミング中に出ると電話代高いし、最初は何のことか分かっていなかったので電話に出ませんでした。アチャーw
こんな調子であと2日、インドネシアで過ごせるのでしょうか…
(つづく!)