4月30日、ジャカルタMRT南北線の鉄道システム、軌道工事の契約締結が、MRTJ(ジャカルタ都市高速鉄道会社)、三井物産、神戸製鋼、東洋エンジニアリングの間で行われました。3月に車両製造を日車が受注したとの発表がありましたが、これに続くとあって開業がいまから待ち遠しい限りです。
1期工事に当たる南北線のシステム全般を日本勢が受注したことで、今後南北線の2期工事、コタ方面への延伸はもちろん、東西線建設の際にも同一の仕様となればいいなと思っていますが、そこはインドネシア。全く別のシステムとなって欧州や中国企業が受け持つような気がしてなりません。
日本勢、気を抜かずに頑張って欲しいと思います。

そういえば、先日KCJが乗車券システムを従来のmifareからfelicaに変更するというアナウンスがありましたが、地下鉄の改札システムも日本が受け持つことを考えると、KCJの乗車券システムとMRTの乗車券システムの統合を図るのが目的なのでは?と勘繰ってしまいます。
現在のジャカルタではさまざまな電子マネーが乱立し、バスや電車でも使えるのに、電子マネーによってチャージできる駅や停留所が違うというわけが分からない状態になっています。新しい決済システムにするのは結構ですが、こういう状況も解消して欲しいです。鉄道系以外の電子マネーは鉄道利用時にアクティベーションが必要だとか、commet(鉄道専用電子マネー)ではトランスジャカルタで使えないし、エキナカのコンビニで使える電子マネーはflazz(銀行系電子マネー)とか…

トランスジャカルタでは6種類の電子マネー(e-Ticket)が使えるけれど…
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停留所の切符売り場には電子マネーのチャージ端末が所狭しと。
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これだけPINパッドがあったら一つくらい欲しいわ(笑)

そして…
報道によると、今月、もしくは来月中に日本人を含む、ビザ免除プログラムがスタートするようです。35ドルのアライバルビザが不要になるときも近そうですね。