ヤンゴン市内、日本からの譲渡車を嘗め回す。
前回のヤンゴン環状線の投稿から2ヶ月近くたってしまいましたが、続きにあたる部分がようやく投稿できました。
ヤンゴン初日、夕方まだ明るいのをいい事にチャイナタウンのホテルからヤンゴン駅まで歩いて駅見物。ホームに下りるとキハ181が停車中。程なくキハ48、つづいてキハ38がやってきて日本車だらけとなって興奮したのを半年たったいまでも思い出せます。ジャカルタでいきなりやってきた103のように、狙わずに行くといい事があるみたいです。
懐かしいキハ38形も自動ドア、冷房ともに稼動させています。 ただ、ヤンゴンの気候の所為か、バス用の冷房がヘタレな所為か、ちょっと生温かったです。 八高線でキハ38に乗車したのは一体いつのことだったか… そういえば、シートはこんなペコペコで、床も安っぽかったなぁ、とあらためて思い出しました。 |
日本の中古車が幅を利かせる一方、海を渡りながらも故障や部品の欠落などで運用落ちする車両も少なくないようで、滞在中何度も放置同然になっている中古車を見かけました。
一部は再整備が進んでいるようですが、車両によってはエンジンを外して客車になってしまったものもいるようです。
インセイン駅の整備待ちと思われる車両たち。 | |
ヤンゴン駅の構内にも大量の運用離脱車が放置されていて、 一部は環状線のホームからも見えます。 |
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もはや多すぎて車種の特定不可なものも。 |
最後に取り上げるのは、滞在中数度乗車する機会に恵まれたヤンゴン臨港線。この路線はヤンゴン中心部の南側、ヤンゴン川に沿うように走るストランド通り上を走る鉄道で、2014年に旅客営業を始め、2016年に電化されました。訪問当時はまだ非電化だったため、元三陸鉄道の車両が活躍していました。なお、ヤンゴン臨港線で使われている車両は2009年に廃車となったもので、震災を知らない車両たちなのです…
36形、当面はヤンゴンの街を走り続けると思っていたのですが、現在は電化され、広電の中古に変わってしまいました。
ヤンゴン旅行関連投稿
・ヤンゴン界隈鉄録集(2016/01/14投稿)
・ミャンマー屋台見聞録(2015/06/19投稿)
・ミャンマー旅行記(2015/05/29投稿)