ミャンマー旅行記 2015 2015/05/29 2016/05/02 kazuya

ミャンマー行くの?
何しにいくの?
ミャンマーってどこにあるの?

同僚たちにそんなことばかり言われて送り出されたのですが、実際何しに行くと決めていたわけではないのですが、アジアのラストフロンティアとか、激動の渦中とか、ゲテモノ天国、どうにかして何とかなっちゃう国民性とか、面白そうなフレーズが並んでいるため、「今行ったら、なんとなく面白そう」という理由で渡緬を決めた次第です。

3泊(+機内泊)5日の日程でヤンゴン+地方のつもりだったのですが、色々合ってヤンゴン+近郊となって、実際にはヤンゴンのみとなりました。
一通りの観光地は押さえられたほか、ダウンタウンもくまなく歩きまわってなかなか有意義な旅行となりました。
趣味的な細かいところは後々語るとしまして、今回は大まかに適当に語ります。

767-200を使ったNH815便は11時に成田空港を出発(実際には5分前にはドアクローズしていたり)し、ヤンゴン到着15時25分、時差2時間30分なのでおおよそ7時間の旅。空港で両替とSIMカードを手に入れ、市内へタクシーで向かうこと40分、5時ごろにチャイナタウンの外れにあるホテルにチェックイン。早速家路を急ぐ人で溢れるダウンタウンへ繰り出します。
一通り街を見て周り、屋台で適当な夕飯を済ませ、ミャンマービールで乾杯。初日、ここに終了。

2日目、7時に起床。ゆっくりと支度を済ませ、ホテルで朝食。8時過ぎにホテルを出発し、ヤンゴン川沿いのカンナー通りを歩いていると、臨港線RBEがやってきたので乗車。ミャンマー初の鉄道乗車は元三陸鉄道36-1200形改めRBE3002。
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そのまま終点まで乗車した後、google mapを頼りに環状線のShan Road駅まで歩くと、駅員さんが超絶wellcomeモード。ヤンゴン駅までの切符を300kyatで買うとホームの場所から列車が来るまでの時間、ヤンゴン駅までの乗車時間まで丁寧に案内してくれる。とっても親切。やってきたのはキハ38。冷房の機器具合は微妙。
ヤンゴン駅まで乗車した後、シェダゴンパゴダまで歩き。実は先ほどのShan Road駅から歩くのと距離が変わらないと気づいたのはだいぶ後。

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シェダゴンパゴダは観光地とあって入場料8,000kyatと高め。でも入ってみるだけの価値はあると思います。1時間以上かけてゆっくり回った後、チャウッタージーパゴダへ。
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ヤンゴン最大の寝仏を拝み、近くのショッピングセンターで涼をとり、再び環状線に乗ってヤンゴン中心部へ。列車を降りた途端にスコール。
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これでやっぱり東南アジアに来たのでと実感できます。ホテルに戻って休憩しているうちにスコールも収まり、道路もすっかり乾いていたので行動再開。インド人街で夕飯。カレーってやっぱり手で食べるんだね。半分くらい食べた後、スプーン要る?って聞いてきたけれど、そんなに食べ方おかしかったかな?外国人だもん、仕方がないよねっ!

3日目、バゴーに行こうと思っていたのですが、ヤンゴン駅に行って聞いてみると、まだ9時前なのに次の列車は14時。仕方が無いので今日もヤンゴン観光。ヤンゴン川沿いの植民地建造物群を見て歩く。喫茶店でアイスとコーヒーとか、なかなか面白い。午後、環状線に乗ってインセインへ。
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駅から歩いて20分にあるアーレイン・ガーシンパゴダ。ビザンチン様式の仏塔とか意外な組み合わせで面白い。逆南蛮寺みたいな雰囲気。そして道中みられる中古車バスたち。歩く時間が多くても、こいつらが来るだけで退屈になりません。改造の程度がばらばらで見ていて全く飽きません。

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4日目。本来はこの日に植民地建造物群を見て歩く予定だったのですが、前日に行ってしまったので軽く流し。臨港線に乗ってみたり、フェリー乗り場に行ってみたり、高級ホテルに入って雰囲気を味わったり。昼前にいったんホテルに戻って、シャワーの後チェックアウト。荷物はそのまま預けて昼時の暑い日差しを避けるべく国立博物館へ。その後どうしようかと思っていたら空が怪しくスコールの予告をしてきたので、環状線でヤンゴン界隈を一周することに。乗車後、15分くらいで本当に振り出したのですが、スコールではなく本当の雨。結局ヤンゴン駅までの一周3時間弱の間ずーっと降っていました。一見雨宿りという観点では正解のようですが、冷房が日本自体に比べてガンガンに効いており、車内は寒い寒い。ヤンゴンで冷房車に長時間乗車される場合上着は、必須ですね。
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屋台を数件巡ってホテルへ戻り、荷物をピックアップ。
タクシーを呼んでもらって空港まで1時間少し。渋滞は予測どおりでしたが、この帰宅時間帯の酷い交通状態は改善が急務ではないでしょうか。19時50分、空港に到着。約束のタクシー代10,000kyatを支払って下車。そしてチェックイン。荷物の検査はチェックインカウンターのフロアに入るときと、搭乗口の待合室に入るときの2回。ラウンジで水のペットボトルをもらって来たのですが、搭乗口での手荷物検査で敢え無く没収。雨の降り止まぬヤンゴンを後にした次第です。

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中古バスや携帯事情など、まとめて書ききれないため、これらは別に少しずつアップしていきたいと思っていますので、とりあえず簡単な旅行の流れを書いてダイジェスト版をお送りしました。

人それぞれの楽しみ方で全く退屈しない街。そんな印象を受けた初のミャンマー旅行のお話しでした。



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