昭島中神郵便局(2017年9月30日、一時閉鎖)

青梅線、中神駅から北東へ数百メートル、都営中神アパートの中にある郵便局が昭島中神郵便局。
2017年9月30日付で一時閉鎖となり、前日の9月29日が最終営業日となります。アパート一帯はすでに建て替え、取り壊しが進んでおり、この建物より北側はきれいなマンションとなっています。


団地の中の郵便局。間口も小さいですが、局内もかなり小ぢんまりとしています。


近隣に郵便局はあるものの、線路の向こう側だったり、
少し離れていたりと不便になると訴える人がいるとか。(窓口のおねえさん談)


郵便局の入る16号棟はすでに住民が退去しており、あとは郵便局が閉局して解体されるだけ。


郵便局に面した側はかつては商店だったのでしょうか。ガラス戸の向こうに土間が見えました。
駄菓子とか文房具とか売っていそうですね。


気温は30度近くありましたが湿度が低く、過ごしやすい天気でした。


こんな日だったら布団とか干したくなりますよね。
青空の下、生い茂る雑草と空っぽのベランダが虚しく日差しを受けています。


郵便局前から北側。かつては同じような低層のアパートが並んでいた北側は高層マンションとなりました。
局の入っている建物は取り壊され、手前の空き地、隣接していた関東財務局昭島第2住宅の一部とともに都道国営公園南線となり、片側2車線、分離帯、歩道含めて幅30mの道路となります。立川から拝島まで青梅線の北側を通る道路として奥多摩街道の補完の役割を受けることになりそうです。

一時閉鎖後、いつ、どこで再開するのか。そのころにはこの町がどう変わっているのか、そんなことを考えながら近くでありながらめったに来ない昭島の街を後にしたのでした。


エアベルリン、破産…

ワンワールドメンバーであるエアベルリンは8月15日、破産を申請したそうです。ドイツ第2位の航空会社にして、ヨーロッパでも4番目の規模を持つ会社ですが、パートナー会社であるエティハド航空からの支援打ち切りで再建が困難となった模様です。日本には機体の乗り入れはありませんが、エティハドとコードシェアを実施する形で乗り入れています。エティハドからの支援は打ち切られたようですが、コードシェアなどはそのまま継続するようです。
このエアベルリン、一度も使ったことはありませんがとりあえずにと申し込んだメンバーズカードは持っていて、今時搭乗カウントなしでプラスチックカードをヨーロッパからアジアの端まで送ってきてくれた太っ腹に感動したものです。

お隣台湾で2016年、復興航空や子会社のVエアが倒産、運航停止した時と比べると、政府からの融資や他社からの再建支援を受けて運航を継続する、アライアンスも引き続き維持し、ネットワークも維持するということで、混乱は最低限に収まりそうです。

今回の再建支援に名乗りを上げているルフトハンザ航空といえば、昨年エアベルリンより40機もの機体のリースを受けており、エアベルリンのグループ会社の一部をルフトハンザ傘下に入れる交渉を進めているという記事を読むところ、このリース関連の会社を抑えて実質的に自社保有機にしてしまうのでは?と思えてきます。


ベランダ菜園2017 (3)

久しぶりにベランダ菜園の様子を…

ジャガイモはとうに私の胃袋に消え、パクチーはほんの少し食べただけで虫の餌食となり、青梗菜も無事種を取り終え、前回レポートした3か月前に植えられていたものはほぼ終了。
その一方で、今年は全然報告していなかったのですが、ベランダ菜園の唐辛子が花を咲かせ、実をつけました。
去年は完全死亡モードでしたので一安心です。一昨年収穫した分を切らさないようにと使っていましたが、今年は収穫が見込めそうなのでこの辺で一気に消費してしまおうと思います。豊作だった一昨年よりも若干遅れている感じですが、今月中には青唐辛子がそれなりの量収穫できそうです。
青唐辛子の魚醤付け、結構美味しかったので今年も作ってみたいのですが、来年の種蒔き用と調味料用にの赤唐辛子も用意しないといけないので順調に育ってくれることを願ってやみません。

花が咲いただけでもう、唐辛子だとわかってしまう定番栽培品目。

気が付いたらすでに花が落ちて唐辛子になっているものもありました。
最近全然手をかけてなかったけれど、相変わらず好き勝手生えてますねw

ちなみに今年も無肥料無農薬ですが、今年は土の入れ替えを行なって生ごみたい肥(もどき)も混ぜてあるので、全滅した去年よりは良い出来になるのではないかな?と思っています。
例年ギチギチに生えているところも今年は半分程度の株の量なので、風通しもいいかと思いますし、この辺がどう影響してくれるのか…


上恩方郵便局訪問(496局目)

八王子、中央線快速電車の終点である高尾駅からバスで30分、恩方地区にある上恩方郵便局(00086)は昭和13年完成の局舎が現役という知る人ぞ知る場所。
とはいえ自分も行ってから初めて知ったのですが…

和洋折衷、いかにも昭和初期の雰囲気を出す局舎。右書きの上恩方郵便局という字体もなかなかですが、鬼瓦の逓信マークや、ハーフティンバー風の軒先がアクセントになっています。
1階の窓は新しいサッシに交換されているようですが、2階の格子窓は建築当初のままでしょうか。左側に増設されたATMスペースもさほど気にならず、うまく雰囲気を残していると思います。
これでポストが丸ポストだったら…と思った人は自分だけではないはず。


軒下に掲げられた取り扱い業種の看板。
おそらく意図的に、だとは思いますが「爲替」や「保險」という書き方をしているあたり、レトロ辺りで売り出して行こうとしているのでしょうか。

内部にもグッと来る看板が。まさかの「郵政省」。
現存しない省庁を記載しているのもどうかとは思いますが、分かっている人には「おぉ~っ。」と感嘆が漏れそうな看板。
背後に映っている天井もなかなかいい味が出ていて、長年拭き上げられた竿縁、漆喰塗りの天井板など、今まで数多く見てきた古い郵便局の中でもかなり美しい状態だと思います。

目と鼻の先、夕焼けこやけの里で保存されているボンネットバスと一緒に写すと絵になりそう。
現役当時に是非とも見てみたかったです。


更に…H100形、発表!

先日のGV-E400系の発表に続き、JR北海道でも同系列となるH100形気動車が発表されました。
新幹線みたいにEからHになるだけかと思いきや、全くの別形式になりました。ちょっと意外です。

GV-E400のリリースに掲載されていたのは外観のみでしたが、H100には車内仕様も公表されました。
車内は近年のJR東日本仕様の座席。ということは、GV-E400も色こそ違うと思われるものの、ほぼ同じ仕様となると考えられます。外観もGV-E400は2両編成仕様が描かれていたのに対し、H100は両運転台仕様。動力系統も片モーター仕様という点はH100のリリースに掲載されており、2つのリリースをあわせて詳細が解る不思議な発表でした。

このH100、リリースには推進軸など、落失する懸念がある部品の削減、変速機がなくなる事で故障率の低下を謳っていますが、かの会社の場合、また別のトラブルを起こすのでは?と勘ぐってしまいました。
新しい技術だから奢らずにきちんと運用してくれると信じましょう…