※2018年3月追加更新→海外プリペイドSIM(インドネシア編2018) -TELECOMSEL
久しぶりの更新です。週末、おおよそ2年振りにインドネシアに行ってきました。特に目的があったわけではなく、仕事の息抜き程度の感覚です。2年経ったジャカルタがどう変わったかも見てみたかったですし。いろいろとありましたが、とりあえずはSIM情報から。
2014年末にインドネシアを訪問した際、空港で購入すると高いらしい、という噂もあって市内で購入した現地SIMですが、今回は教訓を活かして意を決して空港で購入しました。
ただしSIMだけ。
第2ターミナル到着口の近くにあった携帯電話ショップ。 ぽつぽつと客が来ており、それなりに利用者はいるみたい。 でも、大抵データとのパッケージで購入して行きます。 |
2017年3月時点でのパッケージ写真。 SIMはナノ、マイクロ、ミニの共通版です。 |
店員さんとのやり取りでは…
「インターネットも使うのか?」と聞かれたので、「通話が出来れば良いからSIMだけ欲しい。」と伝えました。
なぜSIMだけにしたのか?ですが、今回購入したTelecomselのsimPATIはスマホのアプリで簡単にリチャージが出来るのです。海外発行のカードがオンラインリチャージ使えるか不安でしたが、駄目ならリチャージカードだけ後から買えば良いだけですから、とりあえず実験。
結果は問題なくリチャージが出来ました。ためしに、おまかせチャージ登録済みのソフトバンクカードで決済しても問題ありませんでした。一般のクレジットカードなら尚更でしょう。本当はdカードプリペイドでも試してみたかったのですが…(笑)
さて、今回の気になる料金ですが、SIMカード単体で60,000ルピア。100,000ルピアをリチャージして合計160,000ルピア(1,500円)となりました。
SIMカードを購入し、接続を確認してアプリをダウンロードし、残額を確認したところ9,350ルピア。なんだか中途半端な金額ですが、放っておきましょう。リチャージをして95,000ルピアの2GB/30日の定額パックを購入したところ、15日間の4G追加パッケージ、動画視聴パッケージそれぞれが5GBずつ付いてきました。
ちなみに同様のプランを確認したところ、なぜか75,000ルピアになっていました。値下げ?それとも初回購入だけ高いの?うーん、よく分かりません。とりあえず現在の残額は14,350ルピアです。元々使い捨てる気で160,000ルピア、1,500円で3日使えればいいや。程度で購入していますから、200円に満たない程度の差額は気にしないでおきます。
結果として、ジャカルタ滞在の80時間では概ね2GBの消費でした。移動中のグーグルマップや翻訳の利用、LINEやメッセンジャーでのテキストや通話、スマホやデジカメで撮影した画像のクラウドへのバックアップ、ホテルでの動画の視聴、博物館や店舗情報の下調べなどなど、自分としては目一杯使ったつもりなのですが、思ったほど消費できませんでした。4Gの追加パッケージが大きかったですね。
気になる電波状況ですが、ジャカルタ中心部、郊外に限らず、意外と4Gエリアを保っていたのが驚きでした。4Gでの通信は快適で、極端に通信速度が低下することも無かったのですが、アンテナがきめ細かくカバーが出来ていないようで、いつの間にか3Gに切り替わっていることが多々あり、また気が付くと4Gに戻っている、というケースも見られました。さらに3G/4Gの切り替えにも時間が掛かり、30秒程度通信不能に陥ってしまうケースもありました。この辺はアンテナの増設を期待したいところです。
一応、帰国した現在でもローミングでネットワークに接続できているのですが、期限が近づくとどうなるのか暫く観察してみようと思います。