一番合戦

八王子、中央線快速電車の終点である高尾駅からバスで30分、恩方地区にある上恩方郵便局(00086)は昭和13年完成の局舎が現役という知る人ぞ知る場所。
とはいえ自分も行ってから初めて知ったのですが…

和洋折衷、いかにも昭和初期の雰囲気を出す局舎。右書きの上恩方郵便局という字体もなかなかですが、鬼瓦の逓信マークや、ハーフティンバー風の軒先がアクセントになっています。
1階の窓は新しいサッシに交換されているようですが、2階の格子窓は建築当初のままでしょうか。左側に増設されたATMスペースもさほど気にならず、うまく雰囲気を残していると思います。
これでポストが丸ポストだったら…と思った人は自分だけではないはず。

軒下に掲げられた取り扱い業種の看板。
おそらく意図的に、だとは思いますが「爲替」や「保險」という書き方をしているあたり、レトロ辺りで売り出して行こうとしているのでしょうか。

内部にもグッと来る看板が。まさかの「郵政省」。
現存しない省庁を記載しているのもどうかとは思いますが、分かっている人には「おぉ～っ。」と感嘆が漏れそうな看板。
背後に映っている天井もなかなかいい味が出ていて、長年拭き上げられた竿縁、漆喰塗りの天井板など、今まで数多く見てきた古い郵便局の中でもかなり美しい状態だと思います。

目と鼻の先、夕焼けこやけの里で保存されているボンネットバスと一緒に写すと絵になりそう。
現役当時に是非とも見てみたかったです。

旅行貯金がついにこれまでの本州最北だった栃木県日光市の北、福島県に到達しました。(最北は北海道増毛郡)
圏央道が川島より先に伸びてから東北道方面へ車で出かける用事が無かったため、圏央道から東北道に入るルートは今回が初。以前のルートは中央道-首都高-東北道だったり、圏央道-関越道-北関東道-東北道、16号-407号-354号-東北道、なんて時もあったり。
7時に家を出て11時には郡山の郵便局で貯金できていたわけですから、時間短縮効果が凄かったです。いやはや、圏央道様様です。

親戚が郡山の少し南に住んでいたこともあり、学生時代までには何度も訪れたこともある福島ですが、祖母が鬼籍に入り、自分も仕事をするようになってからは数回程度。今回も5年ぶりくらいだったかと。あまりの久し振り感に駈られて1日で過去最多、16局も巡ってしまいました。

三春の滝桜。新緑のこの時期もなかなか見ごたえがあります。 個人的には花の時期より好きなんです。人も少ない…いや、居ないですし。

滝桜の傍にある中郷簡易郵便局。
外見はありきたりでしたが、カウンターの横に小上がりがあってビックリ。座布団とテーブルも完備。

年末の群馬と共に恒例になっている春の静岡郵便局巡り。大井川、安倍川の上流域は昨年で完訪したため、今回からは中下流域、そして遠州方面へ範囲を広げる事にしました。

1局目の訪問は安倍川と足久保川の合流点付近にある静岡美和郵便局。
局舎はこの建物のとなりですが、倉庫代わりのこの建物、
微かに残る逓信マークがかつての役割を主張しています。
ちょっとレトロ感があって幸先の良いスタート。

春恒例の九州詣出。昨年は熊本から島原、長崎へと抜けたのですが、今年は今まで利用していない空港を利用しようと思い、最後に残ったあの空港から九州入りを果たしました。

あっちにふらふら、こっちにふらふら。春到来の北部九州を巡る1泊2日の行程を断片的に紹介します♪

初、佐賀。
機内の座席は7割程度の埋まり具合で、思ったよりも搭乗率が良かったように見えます。

そういえばこちらの空港、九州佐賀国際空港なる名前が付いていましたね。春秋航空ご用達です。
空港と佐賀駅前のバスターミナルを結ぶ佐賀市営の空港連絡バスは2017年2月にnimocaに対応しました。
nimoca陣営なのでSuicaなどの全国各地の交通系電子マネーが利用できます。

あけましておめでとうございます。
10日も経ってからこんな挨拶は如何とも思いましたが、2017年最初の投稿なので決まり文句にしてみました。
昨年末に風邪を引いて、年末年始の仕事で拗らせ、未だに喉の痛みと咳から解放されていないのですが、漸く連休となったためちょこっと出かけてきました。

愛知県稲沢市。祖父江上丸渕簡易郵便局。今月末で一時閉鎖なるため訪問してきました。

こういう民家兼商店の一角で営業するスタイル、いいですよね。

名鉄尾西線上丸渕駅下車20秒。
訪問の後はせっかくなので16時のスタンプラリー終了時刻までひたすら近隣の簡易局に突撃。そしてゆっくりと東京へ戻る…