1年半振り、香港

2014年の2月以来、およそ1年半振りに香港にやってきました。

当初はエコノミーが満席でビジネスへアップグレードだ、ラッキー!なんて喜んでいましたが、当日朝起きてみると、始発のバスで間に合わないと思ってタクシー呼んだら実際はギリギリだけれど間に合ってしまったり、成田エクスプレスの切符をチケットレスで予約したつもりが通常の切符での予約になっていたり、機内で足置きにするために下着を詰めたPC用のソフトケースをそのまま機内に忘れてきたりと、散々な旅の始まり。さらにはオクトパスカードを忘れたことに機場快線に乗るところで気が付く、ホテルに着いてからも、スマホ充電用のケーブルと、BF-汎用の変換プラグはあるのに肝心のACアダプタ部分を忘れるなど、もはや現地調達が必要なものが多すぎてリスト化出来ないくらい。
結局、下着類はスーツケースの中に残っていた1セットと洗濯して着回し、オクトパスは限定柄のシースルーカード(デポジットなし売切りタイプ)を購入し、充電器は新規にスマホを購入して調達する、と趣味の面からも満足のいくものとなりました。

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優雅に食後のコーヒータイム。
この後再びトラブルに…

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機場快線九龍駅前はCRH香港駅が鋭意建設中。
シンセン北駅から新線が建設される予定です。


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セントラルにはいつの間にか観覧車が出現。

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途中まで出来ていた、スターフェリーと
IFCを結ぶデッキも完成していました。


前回は仕事も兼ねていたのであまり観光できなかったのですが、今回は何のアポも入ってないので好きなときに好きなことを好きなだけ。いいねぇ。120ドルのSIMを90ドルで購入するためだけに片道5ドルの地下鉄に乗って深水埗へ出かけたり、たった30ドルのラーメンを食べるためだけに元朗へと足を伸ばしたりと、初日からやりたい放題でした。

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モンコック界隈は土曜とあってかなりの人出。

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対する深水埗はそこそこの賑わいといった感じで、
各種屋台がお客を呼び込んでいました。


翌日はフェリーでラマ島(南丫島)へ。島の港から港へとTシャツが絞れるくらいの汗をかくようなハイキング。しかし、方向は特に定められてはいないはずなのに、なんとなく逆走っぽい雰囲気。溶樹湾から索罟湾へ向かって歩くのが一般的なルートのようですが、セントラルのフェリー乗り場で索罟湾行きの方が先に出るから。という理由で乗ったのですが、どうりで休日の午前中なのに船内が空いていた訳ですね。

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セントラルの離島方面フェリーへ乗り場。
行先が大きな看板で出ているので、
簡単に乗り場を探すことが出来ます。

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島内の遊歩道は舗装されていて、
起伏も大きくないので
普段着で気軽に散策できます。


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途中のビーチでは発電所を眺めながら海水浴を。

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溶樹湾。 浜に面したレストランでは昼から一杯やっている外国人の姿も。


3日目は悩んだのですが、澳門へ行く事に。9時過ぎに上環のフェリーターミナルに着いて、次の空席表示が9時50分。
窓口で切符を買おうとしたら、「9時50分だけれど大丈夫?」と聞いてくるから、「大丈夫。(シュア、ノープロブレム)」と答えたら出てきた切符は9時15分。あれ?今、ナイン、フィフティーンって言ったの?と思って我に返ってそのまま出境の自動ゲートへ。切符買って10分後に出国済み&船上ってどういうことよ…本当はスタバでコーヒーとスナックでも買いたかったけれど、結局乗船口の自動販売機で缶コーヒー買って旅の準備はお仕舞い。過去最短の上環フェリーターミナルの滞在時間となりました。
澳門ではセナド広場の前をバスで通過し、 媽祖閣でバスを乗換え、大三巴の横を通り抜け、リスボアホテルの渡り廊下を歩道橋代わりにするなど、主要観光地は軒並みスルー。澳門ってどんな街だったかを再認識させられる旅でした。
唯一観光らしい事としてエッグタルトを食べたのですが出来たてで暑すぎてポロシャツにカスタードをこぼすという失態。前回澳門に来たときに臨時閉店していたマーガレットに行ったのですが、以前にコロアネで行ったアンドリューの方が美味しかったように感じます。それでも日本では食べられないホクホクトロトロでフワフワサクサクのエッグタルト。何度食べても美味しいです。
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セナド広場から7、8分のところにあるマーガレット。
次々と売れていくのにかなりの行列でした。


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ブリックパックのマンゴージュース、ウマー。

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許留山のマンゴーゼリーも外せません。


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滞在最後の夜はビクトリアピーク。何年ぶりだろう。


4日目、最終日。2日目に港島線が延伸していることに気がついたので、離港前に乗りつぶし。ケネディタウンってどんな所なんだろう、と以前からトラムの行先を見ていて思っていたのですが、地下鉄の駅は住宅街のど真ん中。近くにマーケットもあってなかなか元気な香港を感じることが出来ました。そういえば、将軍澳線の康城支線もまだ乗ってないので、港鉄完乗にはまだ時間が掛かりそうです。
ホテルのチェックアウトは12時ギリギリ。ネイザンロードのバス停からA21で空港へ。と思っていたら通りに出たところでA21が目の前を通過。あわてて追いかけるもタッチの差で間に合わず、20分近く待ちぼうけ。日中10-12分間隔って書いてあるけれど、やっぱりそんな間隔では動いていませんでした。A21、空港からはよく乗っていましたが、空港へは今回が初めて。意外とぐるぐると回って客を拾っていくのですね。紅磡~ネイザンロード~空港という系統と、南昌、美孚~空港の2系統に分けた方が所要時間短縮できるのにな、と考えたけれど、後者には単独ではそれほどの需要が見込めないだろうと。でもやっぱり時間掛かりすぎ。何とかして欲しいわ。
「お急ぎの方は早くて正確な機場快線をご利用ください…」

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尖沙咀のスターフェリー乗り場。他のターミナルが次々に改修されていく中、唯一残っている「懐かしい」感覚。

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船の到着を待つ間に窓越しに眺めるセントラルの街並み。こうした雰囲気もいつまで味わえるのでしょうか。

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フェリーの後は港島線でケネディタウンへ。


空港ではチェックインの前に出発フロアにいた日本人スタッフに往路の忘れ物について聞いてみると、それらしいものがあるとの事。良かったぁ。中身はパソコンではなくて下着なんですけれどね…

ほぼ定刻で離陸した飛行機は一路東へ。なんだかんだでエコノミーの方が落ち着くのは貧乏人の性でしょうか。最近行ったジャカルタやヤンゴンは帰路が夜行便のため、久しぶりの昼間のフライトの感覚です。成田に着いたら夜なんですがね。

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台湾島を眼下に東京へとひとっ飛び。


そして帰国後、えきねっとに問い合わせると未使用発券扱いになった切符代は全額返金処理されるとの事。うん、本当に良かった…


唐辛子栽培 season 2015 -report. 13

7月下旬に香港へ治療旅行に行っていたため、しばらく空いてしまいましたが、10日ぶりにブログも再開です。
旅行期間中、東京では所々に雨の予報が入っていたので水遣りはあまり心配していなかったのですが、帰ってきて枯れていなかったのには一安心した、といったところでしょうか。翌日から再び仕事があったので、結局前回じっくり観察してから10日もたってしまって8月になってしまいました。
10日の間に花が咲いて、枯れて、さらに新しい花が咲いていました。
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今年も無事、白くて可憐な唐辛子の花が咲きました。こいつから出来る実がピリピリと辛いなんて想像できません。
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既に花が散って実が付いているものもありました。いやぁ、10日って長いですなぁ…
去年は8月末でしたから、ひと月ほど早い確認となりました。順調順調。(多分)
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唐辛子栽培 season 2015 -report. 12

梅雨明けに前後してアブラムシさんがおとなしくなり、再び唐辛子が成長し始めました。
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あまりの育ちぶりに、小さめの株を3本抜き取り、さらに残った株も脇芽を掻いて通気性を高めました。プランター手前側が妙にすっきりして見えるのは1本抜いてしまったのと、ネギを収穫したらそのまま枯れてしまったからです。1年以上続けていたので、寿命だったのでしょうか。残念でしたが、懲りずにまた植えたいと思います。

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さて、半月前に蕾が出来たものの梅雨時の低温が効いたのか大きくならずに枯れてしまったのですが、再び蕾を付けました。
これからは晴れの日が続くと思うので、ぜひ大きく花開いて欲しいものです。
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JR東、キハ40形19両もミャンマーへ。

JR東日本のプレスリリースによると、キハ40、48が19両ミャンマーに旅立つそうです。先に旅立ったJR北海道のキハ40、48は20両、つい先日運行を開始したJR東海のキハ40は12両ですから、ほんの1年足らずで一気に1.5倍増し。現在最多の元北海道141系22両の2倍以上となり、同国での一大勢力になるもようです。

旧国鉄車両のほかにも、富士重工のLE-DCもさまざまな第3セクターからミャンマーへ譲渡されて活躍していますが、15両以上の一大勢力となっている松浦鉄道、のと鉄道からの車両以外は1両から数両程度。 多種多様な車両が活躍しているようですが、私自身LE-DCの利用はなく、環状線の客車内からインセインの工場やヤンゴン駅裏の森の中に絶賛放置プレイの様子を見ている程度でした。近年、日本からの部品や技術提供で再整備がすすんではいるようですが、実稼動車両がどの程度なのかはよく分かりません。

今回の車両譲渡では技術者の派遣による支援で整備技術の向上が図られるようなので、車種統一とあわせてキハ40系列に遭遇する機会が増えそうです。

そういえば、広電からも電車が3両、ヤンゴン臨港線の電化に対応する車両として購入したようです。台車を1000mmに改造するのか、使われていない外側のレールを活用して1435mmのまま走るのか、また現在臨港線で使われている2段大型ステップ仕様の36形の去就も気になります。電化は一部区間のみで、さらに市街部へ延伸、なんていう話も聞きますが、3両だとそれも無理そうな感じもします。蓋を開けてみなければ分からない、明けてビックリなことの多い東南アジアの鉄道。これからも気に留めておきたいですね。


全日空シドニー線、開設!

昨年末、ちょっぴりニュースになっていた全日空によるシドニー線開設のニュースですが、半年以上経ってようやく正式に開設のリリースが出ました。今冬からの運航ですが、同時にニュースとなったクアラルンプール、そして後発リリースのブリュッセルよりも遅れたので、てっきり話自体が流れてしまったのかとも思っていました。
2015年12月11日より787-9での運航で所要時間は9時間25分~35分。運航ダイヤはNH879便、羽田22時10分発、シドニー翌朝9時35分着、NH880便シドニー21時30分発、羽田翌朝5時05分着。なんと金曜の夜に羽田を出て、土曜の朝シドニー着。日曜の夜にシドニーを出発して翌朝月曜にそのまま出勤スタイルの週末弾丸旅行や、最悪0泊2日、日曜の朝に羽田帰着なんていうキチガイ旅行も可能。LCCと違って幾ら掛かるかは分かりませんが。
最近、LCCの新規開設ネタばかりニュースになっている所為か、半日も現地の空港に寝かせて置くなんて!と思ってしまいますが、欧州便も似たようなものですし、整備などもありますから当然でしょうか。

ちなみにオーストラリア、日本人観光客を現在の年間30万人から、2020年までに70万人へと倍増させる目標を立てています。年間70万人ということは1日当たり2,000人弱。現在就航している日豪間の航空便全てが日本人観光客なら達成できる数字ですが、実際にはオーストラリアの方もいますし、観光ではなくビジネスなどで利用する人もいます。つまり、まだまだ豪州便が開設される余地はあるわけで、メルボルンやブリスベン、いっそダーウィンやアデレード辺りに開設してくれないかと趣味の範囲内で期待したりもします。まあ、後者二つはないでしょうけど。

どんどんと行ってみたい街が出てくるなか、最近はリゾート地もいいなぁと、ハワイやグアムの方へ興味が出てきたりしています。そういえば成田ーホノルル便のダブルデイリーも今日からでした。お金ない、時間ないの今日この頃、一体いつになったらシドニーの地が踏めるのか分かりませんが、旅先の選択肢が増えるのは良い事ですね。