LCC続々。空の旅、ますます充実。 2015/06/26 2015/06/27 kazuya

関西空港をベースとしながらも国内各地に拠点を増やしているピーチアビエーション(APJ、MM)ですが、予てからの噂どおり東京羽田-台湾桃園便の就航を発表しました。8月8日から運航とのことでしたが、この前日8月7日から大阪関西-台湾桃園便が週14便から20便に増便されるというリリースもありました。
スケジュールをみると、増便になった関西夜出発した機材は、桃園についた後羽田へ飛んで、早朝便で再び桃園へやってきて、朝便で関西へと戻る、という感じのようです。関西便、なかなか使い勝手がよさそうですが、たま駅長がお亡くなりになってしまったので和歌山方面への観光客が減少しないか心配してしまいます。

そして、羽田空港にはさらにタイガーエア・台湾も来年初めにもやってくる予定のほか、中国本土からは吉祥航空、春秋航空も上海便が8月に深夜発着便で就航。上海側、浦東からの時刻は春秋が18:50発、23:00着。吉祥が20:50発、01:00着。羽田からの時刻は春秋が01:30発、03:25着。吉祥が01:50発、04:15着。なぜか春秋の羽田発所要時間が3時間を切っていますが、吉祥は3時間25分。出発は20分しか違わないのに到着では50分も変わってきます。しかし先の台湾便といい、羽田の到着時間、だんだんと容赦ない時間に食い込んで来てますね。23時ですら着いたら空港野宿確定ですわ…

中国本土系の航空会社のニュースとして気になったのが北京首都航空の杭州発着の日本便の設定。現行の関空に加えて、那覇、静岡の3空港に週2便ずつ。静岡は現在定期チャーター便の設定がありますので、これを定期に格上げするようです。
この北京首都航空の定期チャーター便ですが、静岡と関西から河北省の省都である石家荘、江蘇省の東シナ海沿岸の都市塩城にも設定されており、いずれ定期化も考えているのではないかと思いますが、塩城ってどんな所なんでしょう。名前と場所は知っていても良くは知らないので、興味があります。
日本側の空港の一つ、富士山静岡空港ですが、開港初日に利用した事もあって想い出深い空港です。当時の国際線はソウルと上海の2路線。いまや中国各地に就航しており、東方航空の上海便のみがデイリー運航、そのほかは週2~5便の設定ですが、FDAと全日空のみの国内線に比べると華やかに思えます。静岡県側は空港が中国などからのゲートウェイとしての役割に留まっている事を危惧しているようですが、県内周遊を促すスポットをもっとアピールしていかなければいけませんね。何があるかな…
そういえばこの北京首都航空、LCCじゃなくてFSCなんですね。まあ、中国の中小航空会社なんてLCCに毛が生えた程度ですけれど。

このほかの話題としてはLOTポーランド航空が2016年1月に成田就航を発表したり全日空がメキシコに支店開設と、青組/スタアラ派としては今後ますます渡航可能な箇所が増える予感がします。

さらに。全日空のブリュッセル就航を受けてブリュッセル航空とのコードシェアを2016年にも実施、アフリカ方面への路線拡大を図る予定で、この辺は先日の予想通り。上述のLOTも全日空とのコードシェアに取り組む予定なので、ワルシャワ辺りにどう?なんて言っていたことも半分実現できそうです(笑)