上海の気になる建物2015(虹口地区)

上海から帰ってだいぶ時間が経ちましたが、殆ど情報を更新せずひと月経ってしまいました。
今回は1週間の滞在で気になった建物を取り上げて見たいと思います。

【上海中信広場】
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蘇州河の北側、虹口区四川北路に今年オープンしたショッピングセンターとオフィスの複合施設。過去と未来の融合とも言える、里弄風のショッピングエリアと高層ビルのオフィスエリアとの組み合わせとなっています。このため、ショッピングエリアの低層部分は開放感よりは仕切られた感じが強く、田子坊を現代建築でリデザインしたように感じられます。
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再開発前、里弄があった頃の記憶を留める意味も込め、所々にもともとあった路地の住所を彫り込んであります。過去の上海と未来の上海の融合。そんな風に感じました。

 

【1933老場坊】
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過去の上海を未来に変える、新しい表現方法。元々食肉処理場として作られた建物をリノベーションし、虹口区を代表するファッション、アートスポットに生まれ変わりました。内部はカフェやショップ、オフィスにイベントステージとさまざまな使われ方をしており、誰でも気軽に入ることが出来ます。
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1933の特徴とも言える内部の複雑に入り組んだ渡り廊下。光と影が織り成す情景は時間帯によって変化し、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。

(アクセス)
上海中信広場:地下鉄10号線四川北路駅下車。四川北路を南へ150m、海寧路の交差点向かい側。下車後徒歩5分。

1933老場坊:地下鉄4、10号線海倫路駅下車。四平路を南下し新嘉路を東へ。河を渡ったところで南下して100m。下車後、徒歩10分、途中にSNH48劇場あり。


続。EVAとANA。マイル、PP単価を考える。

先月、今年2回目の台湾旅行へ行ってきました。今回は台湾一周と温泉、グルメツアー。コーディネーター兼添乗員兼通訳なのはいつものことです。
今回問題だったのは、初っ端から自分は松山空港着だけれど、他の人達は桃園空港着という点、そして私の乗るBR189便が松山についてから皆の乗るTZ201が桃園に着くまで1時間程度しかないという2点。コンパクトな松山空港に若干早着した事と、道路が空いていた事もあり無事14時20分には桃園空港に到着する事が出来ました。

さて…今回の旅行について、再び修行単価について考えてみたいと思います。
エバー航空を利用してのANAマイレージ、プラチナポイントの加算は半年前にも記述しておりまして、「EVAとANA。マイル、PP単価を考える。(2015年4月2日投稿)」も参照していただけるとどうしてエバーの話題が出てきたのか少し分かりやすいかと思います。
実はBR189便よりも早い時間にNH851便、羽田10時05分発、松山 12時30分着というベストな時間帯の運航がありまして、それでも前述のようにタイトな移動スケジュールになるにもかかわらず、全日空ではなくエバーを選んだのは、金銭的余裕に因るところが大きく、全日空便を利用した場合の航空券代が75,000円程度だったかと記憶しています。
そして今回利用したエバーは43,110円。片道931マイル、PP。全日空にて75,000円で航空券を購入した場合、往復で1,862マイル、1,994PP。単価で見ると40.28円/マイル、37.61円/PP。今回のエバー利用の単価は23.15円/マイル、PPとなっていて、その差は14~17円。46,160円以下で全日空の航空券が購入できなければ叩き出せないPP単価となってはもはや全日空に勝ち目なし、といった所。
どうやら、今年もPLTはおろかBRZも達成が難しそうなので来年度以降の参考にしたいと思っていますが、PP単価23.15円の場合、実に115万円も航空券に費やす事になります。50,000/1,861=26.85回、つまり月2、3回のペースで台湾に行けばPLT到達…無理ムリw

最近の旅行記録だと、昨年末のジャカルタはは72,670円でPP単価13.41円。67万円強で到達できる上、50,000/5,418=9.23回、つまり1、2ヶ月に1回ジャカルタに行けばPLT到達。あ、なんか出来そうな気がしてきたw

最近行っていないシンガポールも行きたいなぁ、と思っていまして、こちらは1往復で4,968PPで単価はさらに低めの10.28円(2015年11月最安値、往復51,070円より算出)。今年就航したクアラルンプールは1往復5,006PPで単価10.62円。(同、53,190円)
この辺りだと50万円台での達成も見えてきますし、SINでは時間も1泊3日程度で可能。来年こそは!と毎年考えているものの、結局連続した休みが取れずに断念しています。

来年こそ。来年こそ…

年末から年明けに延期になったジャカルタ遠征、シンガポールで友人に会う予定も出来たので、この辺りを組み込むとどうなるのか…この辺は来月、「絶対に負けられない九州決戦、秋の陣」が終了したら考えようと思います。


唐辛子栽培 season 2015 -report. 20

いよいよと収穫へとカウントダウン状態の唐辛子。赤い部分が目立ってきました。

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小ぶりな実から結構長めのものまで色々と赤くなっています。
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そんな中、いまだに花を咲かせそうな所もあったりと。
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去年はこの時期に咲かせた花は結局実が付きませんでした。
寒暖差も大きくなって、昨夜も15度を下回っている今日この頃。今年はどうなるのでしょうか。



唐辛子栽培 season 2015 -report. 19

前回のレポから2週間以上。早いものでもう10月です。近所の唐辛子たちはすっかり無くなってしまいましたが、我が家ではまだまだシーズン中、現役続行です。
前回のレポート時に唐辛子は2度目の収穫を行い、ピーマンもその後、台湾からの帰国直後に一度収穫をしてしまいました。中国、台湾にいる間は雨が降らずに枯れたりはしないか、と不安だったのですが、杞憂に終わりました。
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唐辛子は益々赤くなってきました。何度も刈り込んでいるのですが、だいぶ株の間が込み合ってきました。暑さが一段落したせいか、葉っぱの成長が目立ちます。前回(9月中旬)に収穫した部分からは新しい蕾が見えていますが、去年のこの時期に咲いた花は結局結実しなかったのでこの子にはあまり期待していません。
ところで、連作障害って何さw



小米Mi4i、上海と台湾で利用してみた。

先日、香港で購入した小米Mi4iですが、上海と台湾で利用してきたので報告と感想を。

それまで海外で利用していた端末はメインにNOKIAのLUMIA920、サブにXPERIA LT15iだったのですが、今回LUMIAは液晶の修理に出していたのでお留守番、LT15iことXPERIA Arcは上海には持っていったもののずっと部屋で目覚まし時計代わりとなっていました。

Mi4iの特徴はその対応帯域の多さ。GSM、W-CDMAはもちろん、TD-SCDMAもサポートしており、LTEもFDD(バンド3/7)とTD(バンド38-41)の双方をサポート。W-CDMAはバンド1/2/5/8をサポートしており、日本のキャリアではドコモ、ソフトバンクの利用する2100MHz帯であるバンド1のほか、ソフトバンクのプラチナバンドであるバンド8にも対応しています。LTEはドコモで東名阪バンドと呼ばれソフトバンクも利用しているバンド3が対応しています。
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上海では2つあるSIMスロットに中国移動香港(CMHK)のSIMと中国移動(上海)を入れて、CMHKは1GB定額プランで利用。上海版は2G固定で通話専用に。
台湾では現地調達したNT$500で10日間定額利用のプリペイドSIMのみを投入して利用。
昨年の上海は中国移動(上海)のSIMをLUMIAに入れ、3のSIMをLT15iに入れていたため、中国での通信速度はLUMIAがEDGE、3がHSDPAと、とても遅い状態だったのですが今年は一変。Mi4iはLTE対応のため、上海滞在中でも高速通信に対応でき、パソコンもテザリングで快適通信…
といきたかったのですが、1GBの程度がわからず恐る恐るホテルのLANと使い分けて使っていました。そう考えると、コマンド送信やアプリなどでデータ定額の残量が判るようになれば良いですね。幸い、今回は一週間の滞在で1GBに収まりましたが、アプリなどで通信量の把握ができるなら、最初から2GBプランを購入するか、足りなくなる分だけ追加購入するかを判断する材料になると思います。
一方で中国でのLTEの状況ですが、滞在していた常宿が南京路至近という立地もあってか、部屋では通信速度が度々低下したほか、地下鉄に乗ると一気に2Gに切り替わったりするなど、常に快適な通信が保てない点の改良が望まれます。MI4iはTD-SCDMAにも対応していますが、その実効速度は非常に低速。2Gと3Gとの速度差を殆ど感じられることがありませんでした。

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一方で台湾。旅行者向けの定額SIMにLTE対応版が登場しており、料金据え置きで最高速度がアップしていました。カウンタでの開通手続きも手馴れているのか至ってスムーズ。中国語を全く話せない友人が特に助け舟無く開通できたところを見ると結構な人が利用しているのではないかと思われます。
しかし、対応バンドのうち台湾のLTE、バンド3、28のうちMi4iが対応しているのはバンド3(1800MHz帯)のみという事もあってか、地方というよりも台北近郊に出ただけでHSDPAに切り替わってしまう状態でしたし、新幹線に乗っているときは通信不良に陥る状態でした。この辺は改善がのぞめるのかは分かりませんが、それでもLTE回線としては写真や動画のアップロード、ダウンロードともにストレスを抱くことは殆ど無く、高速の状態が保てている印象でした。ただ、南廻り線、花東線のトンネル多発区間ではそもそも圏外、という状況は幹線という位置づけからも早く解消していただきたいなと思っています。
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おまけですが…
上海のタクシーで充電サービス付きの後部席モニターを見かけました。普段助手席側に座ってしまうので今まで気がつきませんでしたが、聞いてみたところ、しばらく前から付いていたそうです。あぁ、知らなかった…

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