旺角と言えば女人街が有名ですが、彌敦道と女人街こと通菜街の間にある西洋菜街も旺角有数のスポットの一つです。油麻地駅にも近い南側の登打士街から、北側の亜皆老街までの400m弱にひしめく大手電気量販店と携帯電話屋、キャリアショップと、見ていて飽きの来ない場所です。以前はノキアの直営店もあり、何度か購入したこともあるのですが、ノキアがスマートフォンから撤退した現在、すっかり別の店舗に成り代わっています。
今回はwindows phone、Microsoft Lumia930の購入を検討していたのですが、windows10が登場間近ということもあって、一旦スルーして話題のXiaomiでも買おうかと計画を改め、中国移動香港のショップでSIMカードを2GオンリーのminiSIMから4G対応のmicroSIMに切り替えた後、目の前にあったCITYLINKという量販店へ突撃。HKD1,990にてほぼ即決。本当はホワイトが欲しかったけれど、ブラックしか在庫がない、ということでブラックにしました。艶のない落ち着いた色合いでこれはこれでありかも。無料でガラスフィルムも付けてくれる、というのでお願いしちゃいました。
香港の携帯ショップではよく、「双卡双待」の文字が見られますが、デュアルSIM、デュアルスタンバイのことですが、以前は片方がW-CDMA対応でももう片方はGSM専用だったのですが、最近では設定から切り替えが出来るようになり、GSMの使えない日本では実質デュアルSIM、シングルスタンバイとして機能することになります。デュアルLTEとは言わないから、LTE+W-CDMAの「双卡双待」機の登場を期待したいところですが、現状日本以外ではそんな需要が殆どないため、GSM停波が進むのを待つしかなさそうですね。
さて、我が物となったMi4iですが、Xiaomiグローバルモデルと言えども言語環境は表示こそ各言語を備えているものの、日本語のサポートはなく、入力はgoogle日本語入力かSimejiを入れる必要があります。さらに、動作環境を日本語化させるためにMore Local 2をインストール。
しましたが、Xiaomi側のプラットフォームであるMIUIがそもそも日本語に対応していないので、殆ど日本語化される意味がなく、大部分は英語メニューのまま。英語より中国語の方が解せる自分には痛い所です。
使ってみると、iPhone5とXperiaZ1の間の大きさと言った感じで割りと使いやすいです。MIUIカスタマイズのせいか、動作もWPのようなヌルヌルした感じです。アンドロイドは今までXperiaしか使ったことがなかったので、アンドロイドに対するイメージが変わった気がします。
さて、こいつ。日本に帰国後の活用策を考えて、CMHK、ThreeのSIMを挿してローミング。ただ、同時待受けが出来ないので、結局CMHKの一枚挿しでの運用となりました。
一応、手持ちのDocomoとSoftbankのSIMを挿入して速度チェックも行ってみました。
日本のネットワークでも無事に接続できることを確認し、再びローミング機となったMi4i。しかし立ちはだかる技適こと技術適合証明の壁。この壁をクリアして堂々と日本のSIMを挿して使える日が来るのでしょうか…
最後に、香港ビクトリアピークからの夜景を比較画像にして。(クリック先はオリジナル画像。)