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オクトパスと香港MTRの話題

香港の交通機関はもとより、マクドナルドやスタバ、ワトソンズといったチェーンの店舗にとどまらず個人商店、食堂でも使うことの出来るオクトパス(Octopus/八達通)。1997年の登場と、日本の交通系ICと比べると一足早いスタートながら利便性はかなり上のように思えます。

そのオクトパスに2013年はじめ、NFC搭載のスマートフォンアプリが登場。専用のSIMを入れればスマホがオクトパスになるという便利な機能が加わりました。
が…

当時はCSL(CSL,1010)のみ、その後、新世界通信改めSUNMobileが加わり2社3ブランドでが提供していましたが、いずれもポストペイユーザーが対象で、日本人が使うであろうプリペイドは対象外でした。
そんななか、2014年秋に登場したのが7-connectのプリペイドSIM、「八達通儲値通話卡」です。

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当初はSONY XPERIAブランドのみだった対応機種もサムスンやLG、HTCが加わって選択の範囲が拡がり、さらにプリペイドでも利用可能となれば買うしかない。
なんか香港行くたびにSIMが増えているような気もするけれど気にしない。気にしない。



ヤンゴン界隈鉄録集

2015年5月に訪緬して、はや半年以上。ヤンゴン市内だけながら鉄道やバスを堪能したのですが、既に状況が変化している所もあると伝え聞いており、変化めまぐるしい東南アジア。再訪の機会を伺いつつ記事を書いております…

3日間という日程ではどうにも遠出が出来ずにヤンゴンに滞在していたのですが、趣味的に美味しいものがそこかしこに転がっていたわけで、行きかう日本の中古車両と得体の知れない特徴溢れる生え抜き車両に興奮し通し。ヘロヘロの線路があれば英国臭漂う風景、さらに改良真っ盛りのPC枕木直線ガーン!な線路もあったりと、結果的にはこれでよかったのだと思っています。

今回はスナップした写真から、ヤンゴン駅界隈と環状線関係を。DSC02002
英国統治時代の建造であるヤンゴン中央駅の駅舎は事務所と一部の切符売り場として利用されていますが、列車に乗るためには駅舎からではなくて横を通る陸橋からホームに下りるようになっていますし、環状線の切符はホーム上で発売しているので、一般の利用客には殆ど縁の無い建物と言えるかもしれません。

ホームに下りるとどこかのホームには必ず客車が停まっていますが、いつ発車するのかは不明なものばかり。

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長距離列車ホームでは発着が無い時間帯、
乗客ではないと思われる人々が寛いでいます。
DSC02337 犬もゴロリとしていれば…
DSC02338 人間もゴロンとしています。
DSC02097 停車している客車の中。
Ordinary Classは木造の椅子が
ボックス状に並んでいます。
DSC02098 Upper Classの車内。回転リクライニングシートの
1+2列配置ですが、正直、オーディナリーの方が
居住性は良さそう。
DSC02339 貨車の後ろには一般客車も。うん、乗りたくない。
DSC02101 危険物タンクのとなりが一般客車という列車も。
もっと乗りたくない…



上海の気になる建物2015(虹口地区)

上海から帰ってだいぶ時間が経ちましたが、殆ど情報を更新せずひと月経ってしまいました。
今回は1週間の滞在で気になった建物を取り上げて見たいと思います。

【上海中信広場】
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蘇州河の北側、虹口区四川北路に今年オープンしたショッピングセンターとオフィスの複合施設。過去と未来の融合とも言える、里弄風のショッピングエリアと高層ビルのオフィスエリアとの組み合わせとなっています。このため、ショッピングエリアの低層部分は開放感よりは仕切られた感じが強く、田子坊を現代建築でリデザインしたように感じられます。
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再開発前、里弄があった頃の記憶を留める意味も込め、所々にもともとあった路地の住所を彫り込んであります。過去の上海と未来の上海の融合。そんな風に感じました。

 

【1933老場坊】
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過去の上海を未来に変える、新しい表現方法。元々食肉処理場として作られた建物をリノベーションし、虹口区を代表するファッション、アートスポットに生まれ変わりました。内部はカフェやショップ、オフィスにイベントステージとさまざまな使われ方をしており、誰でも気軽に入ることが出来ます。
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1933の特徴とも言える内部の複雑に入り組んだ渡り廊下。光と影が織り成す情景は時間帯によって変化し、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。

(アクセス)
上海中信広場:地下鉄10号線四川北路駅下車。四川北路を南へ150m、海寧路の交差点向かい側。下車後徒歩5分。

1933老場坊:地下鉄4、10号線海倫路駅下車。四平路を南下し新嘉路を東へ。河を渡ったところで南下して100m。下車後、徒歩10分、途中にSNH48劇場あり。


続。EVAとANA。マイル、PP単価を考える。

先月、今年2回目の台湾旅行へ行ってきました。今回は台湾一周と温泉、グルメツアー。コーディネーター兼添乗員兼通訳なのはいつものことです。
今回問題だったのは、初っ端から自分は松山空港着だけれど、他の人達は桃園空港着という点、そして私の乗るBR189便が松山についてから皆の乗るTZ201が桃園に着くまで1時間程度しかないという2点。コンパクトな松山空港に若干早着した事と、道路が空いていた事もあり無事14時20分には桃園空港に到着する事が出来ました。

さて…今回の旅行について、再び修行単価について考えてみたいと思います。
エバー航空を利用してのANAマイレージ、プラチナポイントの加算は半年前にも記述しておりまして、「EVAとANA。マイル、PP単価を考える。(2015年4月2日投稿)」も参照していただけるとどうしてエバーの話題が出てきたのか少し分かりやすいかと思います。
実はBR189便よりも早い時間にNH851便、羽田10時05分発、松山 12時30分着というベストな時間帯の運航がありまして、それでも前述のようにタイトな移動スケジュールになるにもかかわらず、全日空ではなくエバーを選んだのは、金銭的余裕に因るところが大きく、全日空便を利用した場合の航空券代が75,000円程度だったかと記憶しています。
そして今回利用したエバーは43,110円。片道931マイル、PP。全日空にて75,000円で航空券を購入した場合、往復で1,862マイル、1,994PP。単価で見ると40.28円/マイル、37.61円/PP。今回のエバー利用の単価は23.15円/マイル、PPとなっていて、その差は14~17円。46,160円以下で全日空の航空券が購入できなければ叩き出せないPP単価となってはもはや全日空に勝ち目なし、といった所。
どうやら、今年もPLTはおろかBRZも達成が難しそうなので来年度以降の参考にしたいと思っていますが、PP単価23.15円の場合、実に115万円も航空券に費やす事になります。50,000/1,861=26.85回、つまり月2、3回のペースで台湾に行けばPLT到達…無理ムリw

最近の旅行記録だと、昨年末のジャカルタはは72,670円でPP単価13.41円。67万円強で到達できる上、50,000/5,418=9.23回、つまり1、2ヶ月に1回ジャカルタに行けばPLT到達。あ、なんか出来そうな気がしてきたw

最近行っていないシンガポールも行きたいなぁ、と思っていまして、こちらは1往復で4,968PPで単価はさらに低めの10.28円(2015年11月最安値、往復51,070円より算出)。今年就航したクアラルンプールは1往復5,006PPで単価10.62円。(同、53,190円)
この辺りだと50万円台での達成も見えてきますし、SINでは時間も1泊3日程度で可能。来年こそは!と毎年考えているものの、結局連続した休みが取れずに断念しています。

来年こそ。来年こそ…

年末から年明けに延期になったジャカルタ遠征、シンガポールで友人に会う予定も出来たので、この辺りを組み込むとどうなるのか…この辺は来月、「絶対に負けられない九州決戦、秋の陣」が終了したら考えようと思います。


台湾鉄路、予約アプリを使ってみた。

台湾の旅行でお世話になることの多いTRAこと交通部台湾鉄路管理局の各路線。台湾西海岸の台北‐高雄の利用は最近すっかり新幹線になってしまいましたが、東海岸側の利用が多いここ数年、自強号増発も利用の高さやタロコ(太魯閣)号、プユマ(普悠瑪)号の増加に伴う座席未指定券こと無座切符の減少から切符の取りづらさが目立つようになり、特に週末になると台北‐花蓮間の列車は発売直後に完売してしまうときもあるほど。以前はパソコンの前に張り付いて、2週間前の午前1時と同時に予約をしたときもあったのですが、先日時刻検索に使おうとTRA公式のアプリ、「台鉄e訂通」をダウンロードしたところ、アプリ名の通り予約操作も行えることが判明。早速予約をしてみた次第。
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ちなみにPC版の予約サイトは中国語版は台湾の統一証号が必要で、日本語版では駅名がアルファベットで表示されるためとても見にくい。という難点がありました。ところがこのアプリを使えば日本語環境下でも設定画面から英語と中国語を切り替えられるため、中国語学習者にとってはとても使いやすい仕様になっています。