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上海公共交通カードに銀聯カードからチャージをする。

2011年頃から上海の一部地下鉄駅に登場したマルチメディアキオスクで銀聯カードによる公共交通カードへのチャージが可能でしたが、2014年にお目見えした銀聯カード専用の新型チャージ機が1年の間にものすごい勢いで増殖し、殆ど全ての駅についているのではないかと思われます。

2005年頃に登場した、現金専用のチャージ機は銀聯カードのスロットが付いていたものの結局使われること無く塞がれ(最初からガムテープ。)現在では新型に置き換わったのか表面パネルを取り替えたのか、すっきりと無かったことになってしまっています。
最初に挙げたMM端末も殆どの駅で使用が中止されており、撤去も時間の問題のように思えます。こいつはプリペイド携帯のチャージも出来たようなので便利に思えたのですが、使っている人を見たことありませんでした。

こうした流れの中、ついに登場した新型端末はこれまでのずんぐりむっくりとした直立型券売機とは一線を画すスマートな外観。
タッチパネルの反応もよく、英語にも対応(使ったことありませんが…)しているので外国人にも親切って、書きながら、銀聯カードを持っていて、チャージするための中国語すら分からない外国人ってそうとう珍しいでしょうね。



上海行き、航空券高すぎw

来月は毎年恒例の勉強会@上海。最近は1年に1度しか訪れていないので、いろいろと現地でやるべきことが溜まってしまっています。

さて。10年近く前から上海へのフライトはマイレージ特典航空券を利用しています。理由はただ、香港や台湾、東南アジア諸都市に比べて割高だということ。近年の成田/浦東のNH便の航空券は7万円以上。羽田/虹橋だと9万円ほどする区間ですが、特典航空券なら20,000マイル+1万円程度の諸税等で行けるのですから、せっせと東南アジアのフライトや日々の買物で貯めたマイルをここぞとばかりにつぎ込みます。

日ごろ気にしているマイル単価、PP単価も、普通に購入しても40円/マイル、PP程度なので、貯まらなくとも全然気になりません。7万ほど費やして得られるマイルは1,554マイル。プラチナポイントは1,666PP。貯まっているマイルをSKYコインへ交換し、航空券に充てたとしても、効率の悪さはピカ一です。

他のスタアラ系を利用することを考えてみると、スケジュールで見て現実的なのがCAの直行便、そしてOZのインチョン乗継便です。航空券代は44,000円程度で、マイレージ加算はCAが運賃クラスGで30%加算、672マイル。OZが運賃クラスSで50%加算、約1300マイル。OZは乗継があって所要時間7時間、44,000円で1300マイルなら単価33.8円/マイル、PP。どうしようかと悩んで後ろ髪惹かれつつ、利便性を取ってNHで特典。という流れになるでしょう。CAの30%加算は単価にすると65.4円なのでお話にならないレベル。ちなみにTYO/SHAで群を抜いて安いのがMUの34,000円。ただし、運賃クラスZでJLのマイルすら貯められません。
それならばここでは特典航空券を利用して諸税燃油代に1万を支払い、別の機会に6万円で香港や、少し追加して7万円でインドネシアにでも行った方がよほど貯め概があるというものです。

ただ、このまま行くと今年もPLTはおろかBRZにすら到達しない可能性が高いです。自分は回数条件が無くなった後に修行したので縁も想いもありませんが、10月にサヨナラ大島便を計画しているのですが、これを入れても1万6千PP程度。BRZ取ろうと言う気も起きない数値ですね…

ああ、いっそ春秋で9Cで2万とかにするか…いや、23時に羽田着いても帰れないし。いや、8795便ならIBR1830だから帰れるか?帰りも3,800円+税で1万円ちょっとだから、往復でも2万円程度。

 

と思ったけれど、今回はスーツケースがあるから駄目だわ…


香港で無料のトラベルSIMを貰ってみる。

i-Sim開心游港電話卡という旅行者用の無料SIMカードを貰ってきました。simは買うものだ。という印象が強いので、無料でもらえるとあっては是非入手したいところです。
i-Simの詳しい紹介は既にネットでたくさん出ているようなので簡単に済ませると、香港で無料で配布されている通話/データSIMで、開通後7日間利用できる短期旅行者向けサービス。端末に専用アプリをインストールして表示される広告を見ることで利用できる通信量、通話時間が増えるというもので、残量が減ったらまた広告を見れば良い、というアフィサイト的Lineのフリーコイン的な発想。

全日空便は香港国際機場第一ターミナルに到着し、そのままイミグレーション方面へ進み、e-channelを通過、預託荷物は無いので税関チェックもとっとと済ませて到着ホールへ。ドアオープンからここまで10分。さすがは旅行者は神様の街、香港。

simの配布カウンターが到着ホールA側だったので、イミグレ辺りから左方向へ進むことを意識すれば簡単でしょうが、荷物受取があると難しいかもしれません。到着ホールのエアポートエクスプレス側の壁沿いにホテルや旅行会社のブースが立っているのですが、ここにi-Simのカウンターがあります。看板が小さいので遠くからだと少し分かりづらいですね。

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看板が遠めだと見にくい…



1年半振り、香港

2014年の2月以来、およそ1年半振りに香港にやってきました。

当初はエコノミーが満席でビジネスへアップグレードだ、ラッキー!なんて喜んでいましたが、当日朝起きてみると、始発のバスで間に合わないと思ってタクシー呼んだら実際はギリギリだけれど間に合ってしまったり、成田エクスプレスの切符をチケットレスで予約したつもりが通常の切符での予約になっていたり、機内で足置きにするために下着を詰めたPC用のソフトケースをそのまま機内に忘れてきたりと、散々な旅の始まり。さらにはオクトパスカードを忘れたことに機場快線に乗るところで気が付く、ホテルに着いてからも、スマホ充電用のケーブルと、BF-汎用の変換プラグはあるのに肝心のACアダプタ部分を忘れるなど、もはや現地調達が必要なものが多すぎてリスト化出来ないくらい。
結局、下着類はスーツケースの中に残っていた1セットと洗濯して着回し、オクトパスは限定柄のシースルーカード(デポジットなし売切りタイプ)を購入し、充電器は新規にスマホを購入して調達する、と趣味の面からも満足のいくものとなりました。

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優雅に食後のコーヒータイム。
この後再びトラブルに…

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機場快線九龍駅前はCRH香港駅が鋭意建設中。
シンセン北駅から新線が建設される予定です。


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セントラルにはいつの間にか観覧車が出現。

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途中まで出来ていた、スターフェリーと
IFCを結ぶデッキも完成していました。


前回は仕事も兼ねていたのであまり観光できなかったのですが、今回は何のアポも入ってないので好きなときに好きなことを好きなだけ。いいねぇ。120ドルのSIMを90ドルで購入するためだけに片道5ドルの地下鉄に乗って深水埗へ出かけたり、たった30ドルのラーメンを食べるためだけに元朗へと足を伸ばしたりと、初日からやりたい放題でした。

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モンコック界隈は土曜とあってかなりの人出。

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対する深水埗はそこそこの賑わいといった感じで、
各種屋台がお客を呼び込んでいました。


翌日はフェリーでラマ島(南丫島)へ。島の港から港へとTシャツが絞れるくらいの汗をかくようなハイキング。しかし、方向は特に定められてはいないはずなのに、なんとなく逆走っぽい雰囲気。溶樹湾から索罟湾へ向かって歩くのが一般的なルートのようですが、セントラルのフェリー乗り場で索罟湾行きの方が先に出るから。という理由で乗ったのですが、どうりで休日の午前中なのに船内が空いていた訳ですね。

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セントラルの離島方面フェリーへ乗り場。
行先が大きな看板で出ているので、
簡単に乗り場を探すことが出来ます。

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島内の遊歩道は舗装されていて、
起伏も大きくないので
普段着で気軽に散策できます。


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途中のビーチでは発電所を眺めながら海水浴を。

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溶樹湾。 浜に面したレストランでは昼から一杯やっている外国人の姿も。


3日目は悩んだのですが、澳門へ行く事に。9時過ぎに上環のフェリーターミナルに着いて、次の空席表示が9時50分。
窓口で切符を買おうとしたら、「9時50分だけれど大丈夫?」と聞いてくるから、「大丈夫。(シュア、ノープロブレム)」と答えたら出てきた切符は9時15分。あれ?今、ナイン、フィフティーンって言ったの?と思って我に返ってそのまま出境の自動ゲートへ。切符買って10分後に出国済み&船上ってどういうことよ…本当はスタバでコーヒーとスナックでも買いたかったけれど、結局乗船口の自動販売機で缶コーヒー買って旅の準備はお仕舞い。過去最短の上環フェリーターミナルの滞在時間となりました。
澳門ではセナド広場の前をバスで通過し、 媽祖閣でバスを乗換え、大三巴の横を通り抜け、リスボアホテルの渡り廊下を歩道橋代わりにするなど、主要観光地は軒並みスルー。澳門ってどんな街だったかを再認識させられる旅でした。
唯一観光らしい事としてエッグタルトを食べたのですが出来たてで暑すぎてポロシャツにカスタードをこぼすという失態。前回澳門に来たときに臨時閉店していたマーガレットに行ったのですが、以前にコロアネで行ったアンドリューの方が美味しかったように感じます。それでも日本では食べられないホクホクトロトロでフワフワサクサクのエッグタルト。何度食べても美味しいです。
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セナド広場から7、8分のところにあるマーガレット。
次々と売れていくのにかなりの行列でした。


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ブリックパックのマンゴージュース、ウマー。

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許留山のマンゴーゼリーも外せません。


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滞在最後の夜はビクトリアピーク。何年ぶりだろう。


4日目、最終日。2日目に港島線が延伸していることに気がついたので、離港前に乗りつぶし。ケネディタウンってどんな所なんだろう、と以前からトラムの行先を見ていて思っていたのですが、地下鉄の駅は住宅街のど真ん中。近くにマーケットもあってなかなか元気な香港を感じることが出来ました。そういえば、将軍澳線の康城支線もまだ乗ってないので、港鉄完乗にはまだ時間が掛かりそうです。
ホテルのチェックアウトは12時ギリギリ。ネイザンロードのバス停からA21で空港へ。と思っていたら通りに出たところでA21が目の前を通過。あわてて追いかけるもタッチの差で間に合わず、20分近く待ちぼうけ。日中10-12分間隔って書いてあるけれど、やっぱりそんな間隔では動いていませんでした。A21、空港からはよく乗っていましたが、空港へは今回が初めて。意外とぐるぐると回って客を拾っていくのですね。紅磡~ネイザンロード~空港という系統と、南昌、美孚~空港の2系統に分けた方が所要時間短縮できるのにな、と考えたけれど、後者には単独ではそれほどの需要が見込めないだろうと。でもやっぱり時間掛かりすぎ。何とかして欲しいわ。
「お急ぎの方は早くて正確な機場快線をご利用ください…」

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尖沙咀のスターフェリー乗り場。他のターミナルが次々に改修されていく中、唯一残っている「懐かしい」感覚。

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船の到着を待つ間に窓越しに眺めるセントラルの街並み。こうした雰囲気もいつまで味わえるのでしょうか。

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フェリーの後は港島線でケネディタウンへ。


空港ではチェックインの前に出発フロアにいた日本人スタッフに往路の忘れ物について聞いてみると、それらしいものがあるとの事。良かったぁ。中身はパソコンではなくて下着なんですけれどね…

ほぼ定刻で離陸した飛行機は一路東へ。なんだかんだでエコノミーの方が落ち着くのは貧乏人の性でしょうか。最近行ったジャカルタやヤンゴンは帰路が夜行便のため、久しぶりの昼間のフライトの感覚です。成田に着いたら夜なんですがね。

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台湾島を眼下に東京へとひとっ飛び。


そして帰国後、えきねっとに問い合わせると未使用発券扱いになった切符代は全額返金処理されるとの事。うん、本当に良かった…


ミャンマー屋台見聞録

ヤンゴンにはファストフード店が皆無と言っている人も多いけれど、繁華街には麺やご飯、おやつの屋台が出ており、街中どこでも吉野家状態だと思えばファストフード店だらけじゃありませんか。と思う次第です。
実際のところ、隣国のタイや韓国の日本でもおなじみのファストフード店が進出を始めており、所得向上によって恐らくこれらの屋台群も近い将来変革を迫られるのではないかと思っています。
さて、いきなり結論から入ってしまった感じですが、今回はヤンゴンの街メシをいくつか紹介します。