カテゴリー: <span>旅行(海外)</span>

香港(に行きたい)病

不治の病かも知れない、と最近思えてきました。香港(に行きたい)病。以前はただ、海外に逃げたい衝動だと思っていたのですが、色々と行ってみた結果、この衝動は香港でないと押さえられないことが分かりました。まさに香港中毒。
最近は台湾やインドネシア、ミャンマーとアジア度が高い所為か重症化していませんが、すでに前回の渡港から1年3ヶ月。最近仕事も気が乗らず、香港からのお客さまを見ると羨ましくて仕方がありません。
しかし、どうにも最近の円安でただでさえも高い香港のホテル代がさらに高く思え、かといって今更ゲストハウスに泊まる気もせず、さてさてどうしたものか。という気分です。

一方の渡港手段も、ジェットスターが成田-香港便を開設し、香港エクスプレスが成田便を増発といったなか、我が全日空は昨年秋に羽田-香港の深夜便を始めた程度のニュース。価格を取ってLCCで病を抑えるか、やっぱり全日空にして修行心も満たすのか。

貯まっているマイルをスカイコインに換えて、運賃の一部に充てればLCC並みの料金で修行心も満たせますが、このマイルは本来、運賃設定が高めな上海行きで秋に使う予定でキープしているので、ここで使うのは正直微妙な気持ちです。
香港便はスタアラグループでは直行便が全日空のみなので、以前は何が何でも全日空。という気持ちだったのですが、荷物もいつも通りの肩下げバッグ一つだろうから、預け入れもなくLCCでも追加料金発生しないし、最近の全日空はインボラも期待できないので他社でもいいか、と思い始めています。
さらにLCCなら最安で3.5万程度。全日空便なら成田発着でも5万ほどですから、この差2万に選択するだけの価値があるのか。という点でも、もう少し悩んでみたいと思います。

 


ミャンマー旅行記 2015

ミャンマー行くの?
何しにいくの?
ミャンマーってどこにあるの?

同僚たちにそんなことばかり言われて送り出されたのですが、実際何しに行くと決めていたわけではないのですが、アジアのラストフロンティアとか、激動の渦中とか、ゲテモノ天国、どうにかして何とかなっちゃう国民性とか、面白そうなフレーズが並んでいるため、「今行ったら、なんとなく面白そう」という理由で渡緬を決めた次第です。

3泊(+機内泊)5日の日程でヤンゴン+地方のつもりだったのですが、色々合ってヤンゴン+近郊となって、実際にはヤンゴンのみとなりました。
一通りの観光地は押さえられたほか、ダウンタウンもくまなく歩きまわってなかなか有意義な旅行となりました。
趣味的な細かいところは後々語るとしまして、今回は大まかに適当に語ります。

767-200を使ったNH815便は11時に成田空港を出発(実際には5分前にはドアクローズしていたり)し、ヤンゴン到着15時25分、時差2時間30分なのでおおよそ7時間の旅。空港で両替とSIMカードを手に入れ、市内へタクシーで向かうこと40分、5時ごろにチャイナタウンの外れにあるホテルにチェックイン。早速家路を急ぐ人で溢れるダウンタウンへ繰り出します。
一通り街を見て周り、屋台で適当な夕飯を済ませ、ミャンマービールで乾杯。初日、ここに終了。

2日目、7時に起床。ゆっくりと支度を済ませ、ホテルで朝食。8時過ぎにホテルを出発し、ヤンゴン川沿いのカンナー通りを歩いていると、臨港線RBEがやってきたので乗車。ミャンマー初の鉄道乗車は元三陸鉄道36-1200形改めRBE3002。
DSC02542
そのまま終点まで乗車した後、google mapを頼りに環状線のShan Road駅まで歩くと、駅員さんが超絶wellcomeモード。ヤンゴン駅までの切符を300kyatで買うとホームの場所から列車が来るまでの時間、ヤンゴン駅までの乗車時間まで丁寧に案内してくれる。とっても親切。やってきたのはキハ38。冷房の機器具合は微妙。
ヤンゴン駅まで乗車した後、シェダゴンパゴダまで歩き。実は先ほどのShan Road駅から歩くのと距離が変わらないと気づいたのはだいぶ後。

DSC02123

シェダゴンパゴダは観光地とあって入場料8,000kyatと高め。でも入ってみるだけの価値はあると思います。1時間以上かけてゆっくり回った後、チャウッタージーパゴダへ。
DSC02163
ヤンゴン最大の寝仏を拝み、近くのショッピングセンターで涼をとり、再び環状線に乗ってヤンゴン中心部へ。列車を降りた途端にスコール。
DSC02273
これでやっぱり東南アジアに来たのでと実感できます。ホテルに戻って休憩しているうちにスコールも収まり、道路もすっかり乾いていたので行動再開。インド人街で夕飯。カレーってやっぱり手で食べるんだね。半分くらい食べた後、スプーン要る?って聞いてきたけれど、そんなに食べ方おかしかったかな?外国人だもん、仕方がないよねっ!

3日目、バゴーに行こうと思っていたのですが、ヤンゴン駅に行って聞いてみると、まだ9時前なのに次の列車は14時。仕方が無いので今日もヤンゴン観光。ヤンゴン川沿いの植民地建造物群を見て歩く。喫茶店でアイスとコーヒーとか、なかなか面白い。午後、環状線に乗ってインセインへ。
DSC02428
駅から歩いて20分にあるアーレイン・ガーシンパゴダ。ビザンチン様式の仏塔とか意外な組み合わせで面白い。逆南蛮寺みたいな雰囲気。そして道中みられる中古車バスたち。歩く時間が多くても、こいつらが来るだけで退屈になりません。改造の程度がばらばらで見ていて全く飽きません。

DSC02461 DSC02571

4日目。本来はこの日に植民地建造物群を見て歩く予定だったのですが、前日に行ってしまったので軽く流し。臨港線に乗ってみたり、フェリー乗り場に行ってみたり、高級ホテルに入って雰囲気を味わったり。昼前にいったんホテルに戻って、シャワーの後チェックアウト。荷物はそのまま預けて昼時の暑い日差しを避けるべく国立博物館へ。その後どうしようかと思っていたら空が怪しくスコールの予告をしてきたので、環状線でヤンゴン界隈を一周することに。乗車後、15分くらいで本当に振り出したのですが、スコールではなく本当の雨。結局ヤンゴン駅までの一周3時間弱の間ずーっと降っていました。一見雨宿りという観点では正解のようですが、冷房が日本自体に比べてガンガンに効いており、車内は寒い寒い。ヤンゴンで冷房車に長時間乗車される場合上着は、必須ですね。
WP_20150525_18_27_11_Pro

屋台を数件巡ってホテルへ戻り、荷物をピックアップ。
タクシーを呼んでもらって空港まで1時間少し。渋滞は予測どおりでしたが、この帰宅時間帯の酷い交通状態は改善が急務ではないでしょうか。19時50分、空港に到着。約束のタクシー代10,000kyatを支払って下車。そしてチェックイン。荷物の検査はチェックインカウンターのフロアに入るときと、搭乗口の待合室に入るときの2回。ラウンジで水のペットボトルをもらって来たのですが、搭乗口での手荷物検査で敢え無く没収。雨の降り止まぬヤンゴンを後にした次第です。

WP_20150528_21_32_44_Pro

中古バスや携帯事情など、まとめて書ききれないため、これらは別に少しずつアップしていきたいと思っていますので、とりあえず簡単な旅行の流れを書いてダイジェスト版をお送りしました。

人それぞれの楽しみ方で全く退屈しない街。そんな印象を受けた初のミャンマー旅行のお話しでした。



ヤンゴン旅行関連投稿
ヤンゴン市内、日本からの譲渡車を嘗め回す。(2016/03/11投稿)
ヤンゴン界隈鉄録集(2016/01/14投稿)
ミャンマー屋台見聞録(2015/06/19投稿)


続々、ミャンマー旅行計画。ホテル予約の巻。

訪緬までのこり1週間となりましたが、航空券を購入し、ビザも取得し、あとは滞在先の確保。ということで今回はホテル予約です。
いつも海外旅行の際のホテル予約は直販以外ではhotelclubを使っているのですが、ミャンマーはサービス対象外。尤も、最近はあまり安さを感じず、booking.comやexpediaでの予約が多くなっていました。ちなみに、今回の予約サイトはagoda。初めて使うサイトでしたが、候補に入れていたホテルが主要予約サイトでは最安値だったのと、ANAマイレージが200円で2マイル貯まるから…
今回選んだホテルはベストウェスタン・チャイナタウン。立地は繁華街ではありますが、ヤンゴン中央駅からは1kmほど離れているようです。ほかにもタマーダホテルやグランド・ユナイテットといったホテルを検討したのですが、同じチャイナタウンエリアにあるグランド・ユナイテットが1泊6200円。ベストウェスタンが7200円でしたので、1泊1000円多く払えば結構良いホテルに泊まれるな、と思ったらついついこちらを選んでしまいました。よくよく考えると前回のジャカルタ並み、日本のビジネスホテルを予約するくらいの値段です。最近値段より快適性を重視するようになってしまいました。この傾向、良いのやら悪いのやら…

ちなみにベストウェスタンの公式から予約すると82ドル。およそ1万円。相変わらず公式は高いです。IHGグループと違って公式で予約するメリットもなさそうなので殆ど利用せず、ビルバオとコペンハーゲンで使った程度でしょうか。おかげでポイントも全然貯まっていません。

あとは滞在中の訪問先を決めて、成田までのアクセスを考えるだけ。あと5日仕事すればラストフロンティア。考えるだけで気持ちはヤンゴンに飛んで行ってます。


続、ミャンマー旅行計画。ビザ申請しました。

航空券をポチッただけで終了してしまっている訪緬計画ですが、ぼちぼちホテルその他の話しもまとめなければいけません。ビザの申請もしなければいけないし、3泊5日の日程の過ごし方も決まっていないし、意外に準備すべきことが多そうです。

ビザの申請はオンラインで出来るため、いつでも良いや。と思っていたのですが、早めに越したことはないだろうということで、オンラインでビザ申請をしてみました。
さっそく、ミャンマー大使館のウェブサイトにアクセスすると…クリップボード201505111936
今では貴重になった文字化け天国を拝むことが出来ます。かろうじてビザの申請に関する注意事項や申請フォームの入り口は確認できます。ここまで文字化けしていれば拍手ものですね。
「Apply eVisa」をクリックすればあとは英語フォームなので安心です。ビザ料金$50の支払いはクレジットカード(VISA、Master、AMEX)が使えますが、申請の結果ビザ取得不可でも返金はされないようです。

自分のパスポート情報、住所、ミャンマーの入国空港、滞在予定ホテルなどを入力するだけ。入国書類を書いたことがある人ならば分かる程度の簡単な英語なので難なく入力できます。クリップボード201505111953

 

このほかに自分の顔写真を用意しなければいけないのですが、スマホの自分撮りカメラで壁を背にして撮った写真をパソコンに取り込み、縦横をトリミングして指定サイズにリサイズしたものをフォームに添付するだけ。

ほんの10分もあれば決済プロセスまでたどり着くことが出来ます。フォーム送信後審査が行われ、5営業日後までに発行の可否をメールで連絡、と言う段取りでしたが、日本時間の午前9時ごろに申請フォームを送信、当日午後1時半に申請受理メールが届き、入国時提出用レターがPDFで添付されていました。
クリップボード201505112011
簡単です。早いです。高いです。
到着時に申請窓口に並ばされて延々待たされたり、ビザ免除だか無料化だか言っている割に全然話が進まないイン○ネシアにも見習って欲しいくらいです。

あとはホテルの手配さえ済めばいつでも出発できますね♪


5月、国外脱出計画

世間一般の長期休暇は仕事なので…
「何度仕事変えても人が休みのときが私の稼ぎ時。」な感じですが、逆に皆さんが仕事しているときに羽を伸ばせる。という利点もあります。むしろ土日休みじゃ郵便局めぐりなんて出来ないし(笑)

さて。5月下旬に国外脱出を考えています。昨年末はインドネシア、春先は台湾に行ってきたので、当初はちょっと遠く、欧州か西アジア辺りを考えていたのですが、「そうだ、ヤンゴン、行こう。」と思い立ち、ヤンゴン襲撃を考えているこのごろです。

幸いにもヤンゴンには成田から全日空の直行便があるため、航空券の問題はクリア出来ます。検索したところ、Value運賃(旧エコ割運賃)の直行便の場合70,790円、ハノイもしくはホーチミン乗継で67,750円。乗り継ぎのほうが安いのですが、加算されるマイレージが4,176マイルなのに対し、乗継だとVN便のため東京-ベトナム間のみ加算対象となって3,501マイル。プレミアムポイントでは4,476PPに対して3,751PPと、およそ3,000円の価格差に対する付与率の違いが大きすぎます。PP単価は直行便が15.81円/PPに対してVN乗継は18.06円/PPと2.25円差。これは大きい。
ちなみに…ANAカード決済のマイレージプラスによる加算マイルも考慮してマイレージ単価も計算してみると、直行便4,883(4,176+707)マイル、VN乗継4,178(3,501+677)マイルで単価はそれぞれ14.49円/マイル、16,21円/マイルで1.72円差。

エアアジアでバンコク乗り継ぎを考えても良かったのです。運賃は諸税込みで38,640円と、マイルもPPも貯まらないものの直行便と比べると約半額。日程調整してエアアジアでもいいかな、なんて気持ちが傾いてきたものの、否、マイレージをスカイコインに代えれば実質運賃はもっと安くなるはず。4,883マイル*1.2=5860スカイコインで実質運賃64,930(70,790-5,860)円。1.7倍で食事つきだと考えれば、うん、高くない。高くない…

ヤンゴン行き、決定。ポチッとな♪